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東京海上日動、「3D仮想都市浸水シミュレーションモデル 浸水シミュレーションモデル」を開発

東京海上日動と応用地質およびTengun-labelは、台風や集中豪雨などによる浸水被害の可視化・即時把握に繋がる「3D仮想都市浸水シミュレーションモデル」を開発した。
今後さらにモデルを高度化することで、全国各地の自治体向けに、防災計画や浸水対策、また被災後の活動支援に繋がる防災・減災サービスを提供することを目指す。
◆取り組みの概要
国土交通省が整備を進める3D都市モデル「PLATEAU(プラトー)」の対象である「大分県日田市」を先行都市に選定し、2021年11月~2022年1月の期間で、「3D仮想都市浸水シミュレーションモデル」の有効性の検証を実施した。今後も複数の自治体と、以下①~⑤の防災・減災サービスに関するニーズの調査、有効性の検証を実施することで、モデルをさらに高度化させ、2023年度中に全国各地の自治体にサービス提供することを目指す。
①対象都市の地形特性を踏まえた浸水被害の即時把握・被害予測支援サービス
②自治体の防災計画策定支援サービス
③要支援者避難計画策定支援サービス
④地域住民への防災啓発活動支援サービス
⑤防災・減災改修工事支援サービス
また、東京海上日動、応用地質およびTengun-labelは、今後、高度な流体解析技術やリアリティのある可視化技術を取り入れて、一層のデータ活用の高度化を目指していく。

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