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東京海上ホールディングス、スマートシティ計画に関するシンガポールSPグループとの業務提携契約を締結

東京海上ホールディングスのシンガポール現地法人であるTokio Marine Life Insurance Singapore Ltd.(以下「TMLS」)は、シンガポールのテンガエリアに新たに建設が予定されているスマートシティ計画に関して、同計画を主導するSPグループと業務提携契約を締結した。
シンガポールは、2014年にSmart Nation Singaporeをコンセプトに掲げ、デジタル技術とデータの活用を通じた様々な社会課題の解決に取り組んでおり、2019~2021年には、IMD Smart City Indexにおいて、3年連続となるスマートシティランキング世界第1位を獲得している。
このスマートシティ先進国であるシンガポールにおいて、シンガポール国内の電気・水道・ガス供給の大部分を担うSPグループの主導の下で、テンガエリアに新たなスマートシティの建設が計画されている。同計画では、2023年9月より入居が開始され、最終的には約4万世帯、10万人以上が居住するスマートシティとなる予定である。
スマートシティの実現には、ヘルスケア、モビリティ等の幅広い分野における先進的サービスの開発が必要とされ、保険を中心とする様々なソリューションが保険会社には期待されている。
このたび、当該計画においてTMLSはソリューションパートナーとして選定され、ライフスタイル・ウェルネス領域におけるSPグループとの独占的な業務提携契約を締結することとなった。
◆取り組み概要
TMLSとSPグループは、入居者の安心・安全で豊かな暮らしを支えるべく、保険商品・サービスの提供を通じて、持続可能性のあるスマートシティの実現に向けた取り組みを展開していく。
本提携契約は、当該スマートシティの住民および事業者に対する財物保険(東京海上グループの在シンガポール損害保険会社の商品)の提供からスタートし、今後スマートシティや管理アプリの実現に合わせてよりパーソナライズされた保険商品・サービスの開発・展開を検討していく。

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