MS&ADホールディングス、「Partnership for Carbon Accounting Financials(PCAF)」に加盟
MS&ADホールディングスは、投融資や保険のポートフォリオの温室効果ガス排出量の計測・開示手法を開発する国際的なイニシアティブである「Partnership for Carbon Accounting Financials」(以下「PCAF」)に加盟した。
1.PCAFについて
PCAFは、投融資や保険のポートフォリオの温室効果ガス排出量の計測・開示手法を開発する国際的なイニシアティブである。2021年12月現在、北米、中南米、ヨーロッパ、アフリカ、オーストラリア、およびアジア太平洋地域の世界49ヵ国から180以上の金融機関が加盟している。
2015年のパリ協定採択以降、気候変動への対応は解決すべき重要な課題として世界的に取組みが進められている。金融機関が投融資や保険のポートフォリオの温室効果ガス排出量を統一的な基準で計測し、開示していくことは、世界全体の温室効果ガス排出量の削減を進める上でも必要とされる取組みである。
2.同社の加盟について
同社グループは、気候変動への対応をサステナビリティ課題の中でも特に優先的に取り組む課題として捉えており、保険商品やコンサルティングサービスのリスクソリューションの提供等を通じ、お客さまや代理店、投融資先などのステークホルダーとともに取組みを進めている。
同社グループは、PCAFへの加盟に合わせて、日本において金融機関の温室効果ガス排出量の計測・開示の普及・浸透に取り組むPCAF Japancoalitionにも加盟する。これらの加盟を通じて、金融機関の温室効果ガス排出量の計測・開示の普及・浸透に取り組み、社会全体の温室効果ガス排出量削減に貢献するとともに、同社グループの計測・開示も進めることで、脱炭素社会の実現に貢献していく。