東京海上日動、カーボンニュートラルファンドへ投資
東京海上日動は、再生可能エネルギーへの投資に特化した「カーボンニュートラルファンド1号投資事業有限責任組合」への出資を決定した。
地球温暖化・気候変動を背景に、世界各国で脱炭素化に向けた動きが加速する中、同社は社会課題の解決に貢献することを目指し、再生可能エネルギー(以下 再エネ)向けの保険商品やリスクコンサルティングを提供することで、脱炭素化に向けた取り組みを支援している。
また、9月には、再エネ分野への主導的・能動的な貢献を目指したファンド運営会社「Zエナジー」の設立に参画しており、今般、その第1号ファンドとなる本ファンドに出資する。
本ファンドは、インパクト・ファイナンス(インパクト特定型)として、本年12月6日に環境省の「グリーンファイナンスモデル事例創出事業」に係るモデル事例に選定されており、同社は本ファンドへの出資を通じた再エネ発電事業への投資により、脱炭素化と持続可能な社会の実現に貢献していく。
また、本ファンドへの出資に加え、「ファンドの事業運営にかかるリスク調査及び保険商品等を通じたリスクヘッジ手法の検討」、およびグループ会社の東京海上アセットマネジメントが長年手掛けてきた「再エネファンドにかかる運営ノウハウの提供」を通じて、再エネの普及に貢献していく。