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イーデザイン損保、健康でエコな移動を促進するマイレージアプリ「ノルク」を提供開始

イーデザイン損保は、Connect IQ Labs,Inc.が開発した「Miles」の技術・ノウハウをもとにした「ノルク」を2021年12月9日から提供開始する。
「ノルク」は、ユーザーが移動した距離と手段に対応した“マイル”を付与し、たまったマイルに応じて様々な特典を提供するスマートフォン向けアプリで、同社は「ノルク」の提供により、健康でエコな移動を促進すると共に、交通手段の最適化を推進し安心・安全なモビリティ社会の実現を目指す。
●背景
同社は「事故時の安心だけでなく、事故のない世界そのものを、お客さまと共創する。」というコーポレートミッションを掲げている。健康でエコな移動を促進することで、自動車事故の削減だけではなく、交通手段の最適化を促進して地域や地域社会の交通課題の解決につなげていきたいと考えた。
コロナ禍の影響により全国的な交通事故は減少しているものの、自家用車での移動需要は高まっており、今後コロナ禍の収束に向けてより一層自動車交通量が増え、渋滞や事故発生のリスクが高まることが予想される。このような事態を見据えた交通手段の最適化を促進することで、より安心・安全なモビリティ社会の実現を目指している。
●サービスの特徴
移動手段を自動判別し、マイル付与率が変わるマイレージプログラム
「Miles」のAI技術を活用してユーザーの移動手段を自動判定し、より健康でエコな移動手段に対してより高い付与率でマイルを付与する。
このAI技術は、2019年に米国で正式リリースされ140万超の登録ユーザー数を誇る「Miles」で活用されている。なお「Miles」は、日本での2021年10月20日のサービス開始から4週間で100万超のダウンロード数を記録している。
・マイルは好きな特典に交換可能
・特別な設定や操作は不要。スマホ初心者でも簡単に利用できるUX設計
●今後のノルク活用イメージ
・ユーザーの移動手段最適化による事故リスクの低減
同社は「事故時の安心だけでなく、事故のない世界そのものを、お客さまと共創する。」というミッションを掲げている。ノルクを通してマイル付与率の高い徒歩や自転車の利用を推奨することで、短距離移動における自動車利用の頻度を減らし、事故リスクの削減を目指す。また、徒歩や自転車の利用を促進することはユーザー自身の健康を促進することにも繋がり、運転する際の健康状態を高める効果が期待できる。
・ノルクを活用したお客さま体験の創造
同社はノルクを通して、お客さま自身が社会貢献や健康づくりを前向きに体験する場を提供していく。
お客さまとの共創体験の実践事例として、渋谷区が共催する都市型イベント「SOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2021」内のセッション「NB TES TRUN SHIBUYA(アジェンダパートナー:株式会社ニューバランスジャパン)」にて、ノルクを活用したプロギング(ジョギング+ゴミ拾い)イベントを11月6日(土)に実施した。イベント参加者にノルクのテストアプリをご利用しながら渋谷の街をプロギングすることで「マイルをためながら、健康でエコな移動をして、街をきれいにする」社会貢献×健康の世界を体感してもらった。
今後も定期的な体験機会を提供するべく、一般社団法人渋谷未来デザインと協業し、渋谷区をフィールドとした企画の検討を始めている。その他様々な地方自治体や企業とも協業し、体験の場を広げていく。
同社はこれからも、お客さまとともに保険業界の新しいかたちをつくることを目指して取り組んでいく。

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