損保ジャパン、陸上風力メンテナンス事業者へ「稼働率保証保険」「メンテナンスコストキャップ保険」を提供
損保ジャパンは、SOMPOリスクマネジメント(以下「SOMPOリスク」)とともに、陸上風力発電のメンテナンス事業者に対する「稼働率保証保険」および「メンテナンスコストキャップ保険」の提供を12月から開始する。損保ジャパンは本保険の提供を通じて、風力発電メンテナンス事業者の安定的事業運営ならびに信用力を補完することで、風力発電事業における多様なメンテナンスプレーヤーの事業を支援する。
これにより、風力発電事業のさらなる普及を後押しすることで、我が国におけるカーボンニュートラル実現への貢献を目指す。
◆概要
陸上風力発電のメンテナンス事業者に対して、本保険を包括的に提供することで、メンテナンス事業者の安定的事業運営ならびに信用力の補完を支援する。
損保ジャパンは、メンテナンス事業者が風力発電事業者に対して、メンテナンスサービス契約の中で予め定めた稼働率を下回った分の売電減少額を補償する「稼働率保証保険」を提供する。さらに、想定以上にメンテナンスの修繕費用等が発生した場合、追加で発生する費用を「メンテナンスコストキャップ保険」で補償する。
SOMPOリスクは、東京大学と共同で開発した陸上風力O&M(運用・保守)事業専用のリスクモデル技術を活用し、メンテナンス事業に係るリスクの定量化を行い、損保ジャパンは定量化されたリスク量に基づき保険の設計を行う。