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SOMPOホールディングス、感染拡大防止と地域経済活性化の両立を支援するアプリ「LightPASS」の提供開始

SOMPOホールディングスとSOMPO Light Vortex株式会社(以下「ライトボルテックス」)は、ライトボルテックスが11月に提供を開始する新型コロナウイルスワクチン(以下「ワクチン」)の接種履歴や陰性証明をデジタル化するアプリ「LightPASS」について、徳島県と共同でフィジビリティ検証を行う。 本検証にあたっては、徳島県と包括連携協定を締結している損保ジャパンと連携しており、同様の取組みをその他の提携締結自治体との間に拡げていく。
1.背景・目的
国内における新型コロナウイルス感染症の状況は、足元では改善しているものの、一部では第6波の襲来が予想されるなど、完全な収束は見通せない状況が続いている。そのような中、感染リスクを抑えながら経済を活性化するための施策が求められており、「ワクチン接種証明書」の活用が検討されている。
SOMPOホールディングス、ライトボルテックスおよび損保ジャパンは、自治体や事業者と連携することで、官民一体となって感染拡大防止と地域経済活性化の両立を目指す。
2.「LightPASS」の概要
「LightPASS」は、スマートフォン上でワクチン接種履歴の管理や表示ができ、クーポンなどのインセンティブも受け取ることができるアプリである。ワクチン未接種者にも配慮し、ワクチン接種履歴だけでなく、PCR検査等の陰性証明にも対応する。
アプリを通じて、感染拡大を防止する生活様式などを普及啓発するとともに、インセンティブを用いて、ワクチン接種後の経済活動を促すことで、コロナ禍における地域の安心・安全・健康の実現を目指す。ブレイクスルー感染を考慮し、将来的にはワクチン接種履歴に限らず、広く健康状態を管理できるアプリに拡充する予定である。
【主な機能】
(1)ワクチン接種履歴および陰性証明の管理・表示
(2)感染拡大防止を普及啓発する情報の配信
(3)インセンティブの提供(クーポンの配信など)
3.徳島県とのフィジビリティ検証の概要
徳島県とのフィジビリティ検証では、デジタルを活用した安心・安全な地域経済活性化施策の効果や運用上の課題を検証する。検証の第1弾として、2021年11月8日開催の徳島県主催のイベントにおいて、本アプリを活用して、ワクチン接種履歴や陰性証明の確認を実施する。安心・安全なイベント開催のスキームの構築に向けて、事前案内やイベント当日のオペレーションの有効性や課題を検証する。
4.今後について
SOMPOホールディングスおよびライトボルテックスは、多くの自治体と連携協定を締結している損保ジャパンと連携し、自治体への「LightPASS」の導入を積極的に推進する。社会情勢やニーズに合致した機能を実装していくことで、地域の健康促進や地方創生をデジタルの活用を通して支援していく。

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