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あいおいニッセイ同和損保、TOYOTA「GR86」へ車両保険10%割引を適用

あいおいニッセイ同和損保は、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)が10月28日に発売を開始した「GR86」を対象に、D&R(Damageability:壊れにくさ、Repairability:修理しやすさ)性能が優良な自動車向けの車両保険割引(「ドーン!とおまかせ」)を適用する。
1.背景・概要
同社は、安全・安心なクルマ社会の実現へ向け、お客さまのクルマの維持費の低減、なかでもクルマ社会のコストセーブにつながる事故時の修理費の低減を目的に、「ドーン!とおまかせ※1」を提供している。
「ドーン!とおまかせ」は、各自動車メーカーから耐損傷性・修理性の改善取組の申し出に基づき、株式会社あいおいニッセイ同和自動車研究所において衝突実験を行い、新型車のD&R性能を測定評価することにより、合理的な車両保険料を設定することができる。国内損害保険会社では、唯一、衝突実験設備を保有する強みを活かし、自動車メーカーに近い損害保険会社としての優位性を発揮して開発された商品で、ビジネスモデル特許も取得している。
今般、トヨタが10月28日から発売を開始した「GR86」に対し、D&R性能が優良な自動車と認定し、車両保険に対して10%割引を適用する。
※1『ドーン!とおまかせ』は、「耐損傷性・修理性割引」のペットネームである。2000年9月発売の、自社衝突実験施設を活用した車両保険割引で、すべての同社代理店・扱者にて利用できる。初度登録(検査)年月から始期日の属する年月までの期間が13か月以内であることを条件に割引が適用となる。
2.今後の展開
D&R性能の改善は、修理費の低減や割安な保険料に加え、損傷範囲の縮小に伴う交換部品の削減(=廃棄部品の減少)による省資源化や、修理における作業負荷軽減・塗装溶剤等の環境負荷物質の排出量低減にも寄与する等、環境負荷軽減にも効果を発揮する。また、万一の事故でも壊れにくく修理しやすい自動車は、サーキュラーエコノミーの実現に寄与し、自動車のライフサイクル全体にかかるCO2排出削減にも貢献する。
同社とトヨタは、壊れにくく修理しやすい自動車の普及に向けた協業取組みを継続していくことで、お客さまの維持費・修理費負担低減と様々な側面からの環境負荷軽減の実現に引き続き貢献していく。

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