新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

あいおいニッセイ同和損保、事故対応サービスとNo.1タクシーアプリ「GO」が連携事故後の通院や日常移動に「GO」を活用する実証実験を開始

あいおいニッセイ同和損保と、No.1タクシーアプリ「GO」を運営する株式会社Mobility Technologies(以下「MoT」)は、事故発生後の通院等の移動に「GO」を活用する実証実験を10月より開始する。
1.背景
昨今ITを活用し、「人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」ため、オンライン予約やキャッシュレス決済等を活用したDXが様々な業界で加速している。
モビリティ・保険業界でも同様であり、あいおいニッセイ同和損保とMoTは2021年6月に業務提携契約を締結し、タクシー等のモビリティDXを起点とし、お客様にとって利便性の高い新たなサービスの開発・提供の検討を進めてきた。
この度、両社は「GO」を活用した事故対応時のサービス提供の実証実験を実施し、万一、不慮の事故で負傷された際等にも安心・便利な日常移動を担保できるスキームの実現に向けた取組を開始する。
2.実証実験
(1)概要
万一、不慮の事故で負傷され、自身での運転が困難になったお客様等に対し、より便利に移動するための選択肢として「GO」を提供する。
今回の実証実験では、通院や日常移動等の際に「GO」で使えるクーポンをアプリ内から直接配付することで、お客様は容易かつ料金を立て替える必要なく移動が可能となる。
(2)期間・場所
・2021年10月中旬~12月末(予定)
・東京都内
(3)目指す効果
事故による負傷で車の運転ができない場合等では、その後の通院や日常移動のために、家族による送迎やその他交通手段の利用が必要となる。その中で、タクシーを利用する場合には、自身での電話予約や費用の立て替え、領収書を保険会社に送付する等の手間が発生している。
本実証実験により、タクシー手配が簡便化することはもちろん、お客様自身での立て替え・領収書送付が省略されることから、お客様にとって利便性の高いサービスの提供が可能となる。またバックオフィス業務として発生していた、タクシー請求書管理が電子化されペーパーレスになることにより、業務効率化等のDXも実現する。
3.今後の展開
実証実験終了後、スキームの検証を行い2022年度には主要都市を中心としたその他地域へ展開することで、より多くのお客様へ利便性の高い同社サービスの提供を目指す。
両社は今後も両社のノウハウや豊富なデータを活用し、CSV発想による保険商品・サービス開発に取り組んでいく。共にモビリティDXを推進することで、カーボンニュートラルの実現やスマートシティを見据えた安全・安心でサステナブルな街づくり等、幅広い領域への貢献を目指していく。
※:Creating Shared Value(社会との共通価値の創造)

関連記事(保険業界ニュース)

損保

あいおいニッセイ同和損保、中古EVバッテリーの二次流通促進に向け、MIRAI-LABOと資本業務提携契約を締結

損保

あいおいニッセイ同和損保、テレマティクス自動車保険アプリを活用した観光促進と交通事故削減に関する共同実証実験を開始

損保協会・団体

損保協会、損害保険会社に係る個人情報保護指針に基づく対象事業者4社に対する指導を実施

損保

あいおいニッセイ同和損保、上智大学との連携講座「パラアスリートと考える障がい者スポーツと共生社会」を開講

損保

あいおいニッセイ同和損保、MS&ADインターリスク総研、早稲田大学商学部に提携講座を開講

損保

MS&ADホールディングス、三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保の 合併に向けた対応を発表

損保

あいおいニッセイ同和損保、2025年4月入社アスリート3名を採用

損保

あいおいニッセイ同和損保、所属の競泳2選手が世界水泳選手権の日本代表に決定

損保

三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保、金融庁により行政処分(業務改善命令)

損保

三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、食品関連事業者向け「フードロス削減特約」の販売開始