ジェイアイ傷害火災、業界で初めて火災保険の契約が即時Web完結となる新機能をリリース
ジェイアイ傷害火災は、DXによるCX推進の一環として、株式会社JONが提供する登記取得APIをはじめとする複数のAPIの組み合わせにより、インターネット専用補償選択型ダイレクト火災保険ieho(以下、ダイレクト火災保険ieho)の登記済み建物を補償対象とする契約について、お客様からの確認資料の提出を不要とし、取得した登記情報をシステム内で自動審査することにより、即時で契約が成立する新機能を9月29日にリリースした。
■背景・課題
ダイレクト火災保険ieho は申込内容の入力や確認資料のアップロードなど火災保険の申込を全てWeb完結で行える業界初*の商品として2018年にリリースした。
しかし、ネットでいつでも簡単に申込みしてもらえるようになっても「確認資料を揃えアップロードすることの手間」や「入力する建物情報がどの確認資料に記載されているか見つけること」そのものが難しく、サイトの操作に平均30分もの時間がかかっていた。
加えて、お客様からの申込みとアップロードしてもらった多種多様な確認資料に対して、その内容確認と不備是正を含めた同社側の有人による引受審査に平均で約2営業日の時間がかかっており、「すぐに、もっと簡単便利に、火災保険に加入したい」というお客様の要望があった。
■新機能の概要
新機能では、JONのAPIへ接続しお客様が操作するサイトから登記情報をリアルタイムで取得、取得した登記情報から火災保険の引受審査に必要となる建物情報(構造・面積・所在地・所有者等)を抽出し、お客様の入力情報と差異がないかダイレクト火災保険iehoのシステム内で自動審査をする。
これにより火災保険の申込みで必要とされていたお客様による確認資料等をしてもらうことなく引受審査を自動化、申込開始から契約成立まで一気通貫で即時Web完結することを実現した。
新機能では、これまで申込開始から申込完了(契約成立)までにかかっていた所要時間を2営業日から約15分へ大幅に短縮し、「火災保険の申込みは面倒」というお客様へ新たなCX(お客様体験)を提供することを可能とした。
■持ち家専用補償選択型ダイレクト火災保険「iehoいえほ」の概要
ダイレクト火災保険iehoでは、インターネットでできることを徹底的に追求している。また、築年数による事故のリスクにあわせた保険料率を設定(建物のみ)しており、新築・築浅ほど保険料が安く申込みでき、必要な補償だけ選択できる。
*ジェイアイ傷害火災調べ