新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

損保ジャパン、自動運転サービスの社会実装を検討する自治体向けにウェビナーを開催

損保ジャパンは、アイサンテクノロジー株式会社(以下「アイサンテクノロジー」)と株式会社ティアフォー(以下「ティアフォー」)とともに、2021年9月10日に「第3回LevelⅣDiscovery(レベルフォーディスカバリー)シンポジウム」を開催した。
1.目的・背景
損保ジャパン・アイサンテクノロジー・ティアフォーの3社は、2019年2月に、安心・安全な自動運転サービスの社会実装に向けたインシュアテックソリューション「LevelⅣDiscovery」※1の共同開発を発表し、自動運転に対応した保険商品やサービスの開発と、全国各地での実証実験に向けた各種サポートの提供を進めている。
サポートのひとつとして、2020年より、自動運転の導入を検討する自治体や事業者向けに、数々の実証実験に参画するなかで得られた学びや気づきの共有や技術開発の現在の立ち位置を示すなど、豊富な実証経験と高い技術力を有する3社の情報発信の機会としてシンポジウムを開催している。
3回目となる今回のシンポジウムでは、国が示す自動運転サービスの実装ロードマップ※2を意識し、自動運転車開発と公道での実証実験に向けた実務面に着目。社会実装を進めるうえで理解すべき各種手続きやガイドラインに関して、その策定を主導する国土交通省や警察庁に講演してもらった。加えて、自治体を代表し、早期より実証実験の相談窓口「あいち自動運転ワンストップセンター」を設置するなど数多くの実証実験と事業者間マッチングの実績を有する愛知県より取組みが紹介された。
※1 インシュアテックソリューション「LevelⅣDiscovery」の開発についてはこちらを参照。
https://www.sompo-japan.co.jp/-/media/SJNK/files/news/2018/20190215_1.pdf
※2 ITS・自動運転に係る政府全体の戦略である「官民ITS構想・ロードマップ」では、2025年度を目途に高速道路や生活道路などの少なくとも40カ所以上で、レベル4(高度運転自動化)の自動運転サービスを普及させる計画を示している。
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/kettei/pdf/20210615/roadmap.pdf
2.シンポジウムの概要
日時:2021年9月10日(金)14:00~16:00
開催方法:オンライン開催(ウェビナー)
対象:自動運転の導入を検討される全国の自治体や企業、国の関係機関、都道府県関係機関など
主催:損保ジャパン、アイサンテクノロジー、ティアフォー

関連記事(保険業界ニュース)

損保

損保ジャパン、座間市との『地域防災力向上及び災害時支援に関する連携協定』を締結

損保

損保ジャパン、金融庁による報告徴求命令を受領

損保

損保ジャパン、SOMPOリスク、小型衛星の通信喪失リスクに備えるソリューションの提供に向けてSOMPOとANT61が協業検討開始

損保

損保ジャパン、日新のリターナブル物流容器ソリューション「ハコラボ」に専用保険を開発

損保

損保ジャパン、「カスタマーハラスメントに対する方針」を策定

損保

損保ジャパン、秋田銀行を通じた「事業継続マネジメント簡易診断サービス」の提供開始および「BCPセミナー」開催

損保

SOMPOホールディングス、損保ジャパン、業務改善計画の進捗状況(開示事項の経過・2024年5月末時点)および保険料調整行為に関する社外調査委員会による調査報告書を受領

協会・団体生保

生保文化センター、2024年度生命保険に関する研究助成制度助成者を決定

生保協会・団体

生保文化センター、2024年度研究助成成果論文表彰制度における受賞該当者を決定

損保

損保ジャパン、AI教習所、安心で安全な運転を支えるエコシステム「運転の人間ドック」構想の実現を目指して、共同研究を開始

関連商品