損保ジャパン、東京都公募『令和3年度西新宿エリアにおける自動運転移動サービス実現に向けた5Gを活用したサービスモデルの構築に関するプロジェクト』に採択
損保ジャパン、大成建設、ティアフォー、KDDI、アイサンテクノロジー、日本信号、大成ロテック、プライムアシスタンスの8社は、東京都より公募された『令和3年度西新宿エリアにおける自動運転移動サービス実現に向けた5Gを活用したサービスモデルの構築に関するプロジェクト(事業プロモーター:日本工営)』に応募し、7月に採択された。
東京都では、「未来の東京」戦略で、2025年の無人自動運転による移動サービスの実現を政策目標として掲げ、「スマート東京実施戦略」においても、自動運転の実用化により都の課題解決を目指している。特に、輸送ニーズの高い地域特性を持ち、かつ、
「スマート東京先行実施エリア」として、先行的に5Gを整備している西新宿エリアの優位性を活かして、当該エリアでの早期事業化を目指した新たな支援を実施するとともに、都内の他エリアへの横展開を図ることで、スマートシティ東京を実現することとしている。
本プロジェクトは、自動運転移動サービスの事業化に向けた課題抽出、採算性やニーズの分析等により、移動環境の整備や地域の魅力創出といった西新宿の課題解決に向け、5Gの利活用による実証を通じて、自動運転移動サービスの可能性を探り、西新宿や都内の他エリアへの早期実用化を促すことを目的として実施されるものである。
◆実証概要
・実施期間
2021年度秋から冬にかけて2週間程度実施予定
・走行ルート
新宿駅西口~都庁~新宿駅西口
・車両
JPN TAXI車両をベースに開発した自動運転対応車両
・テーマ
【自動運転技術の高度化】
・まちのインフラとの協調(信号、路側センサ、トンネルなど)
・昨年度実証実験からの技術的なアップデート
【社会実装につながる事業面の工夫】
・西新宿のまちづくりとの連携
・自動運転サービスに適したUX(ユーザー体験)のつくりこみ
・交通事業者との連携