新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

三井住友海上、中国向け越境ECの出店者補償制度を構築

三井住友海上は、バイドゥ株式会社(以下「バイドゥ」)が運営するEC(電子商取引)プラットフォームに出店する、日本企業向けの補償制度を開始した。
中国における訴訟リスクや商品の破損リスクを包括的に補償し、日本企業がより安心して越境ECプラットフォームへ出店できるよう支援する。
三井住友海上は、今後も多様化するお客さまニーズに応える商品・サービスの開発を積極的に進めていく。
1.開発の背景
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、日本のインバウンド消費は落ち込んでいる一方、中国市場に商品を販売できる越境ECの市場規模は、2022年までに2兆5,144億円と予想されている(出典:経済産業省「電子商取引に関する市場調査」)。このような情勢を踏まえ、バイドゥは日本と中国をつなぐ存在となるべく、日本企業が越境ECに参入しやすいプラットフォームを立ち上げた。
同社とバイドゥは日本企業の中国進出を後押しするため、越境ECプラットフォームを経由して販売された商品に対し、包括的に補償を提供するスキームを開発した。
2.本制度の概要
バイドゥが提供する越境ECプラットフォーム「baifenbai」(以下「バイフンバイ」)で販売された商品の、中国における訴訟リスクや商品自体の破損・盗難等のリスクを包括して補償する。
また、バイドゥは出店者向け「百分百(バイフンバイ)セラーポータル」を2021年7月上旬にリリースし、出店の申込・審査・契約の全てをオンラインで完結する仕組みを構築する。
3.本制度の特徴
(1)バイフンバイへの出店と補償の連動
バイフンバイを経由して販売された商品に、海外PL保険と外航貨物海上保険を包括的に提供する。各出店企業は個別に保険手配する必要がなくなり、保険の加入漏れを防ぐことができる。
海外PL保険において、全出店企業を補償の対象とする制度設計は、同社初の取組となる。
(2)幅広い補償内容
海外PL保険では、バイフンバイを通じて販売された商品の欠陥・瑕疵に起因する身体障害や財物損壊について、中国での訴訟等による損害賠償金に加え、損害賠償に関する争訟について支出した訴訟費用や弁護士費用等に要した費用も補償する。
外航貨物海上保険では、日本の倉庫から中国の消費者の手元に届くまでの間に発生した、商品自体の損害を補償する。
(3)ペーパーレスによる脱炭素への貢献
バイドゥが2021年7月上旬にリリースする「百分百(バイフンバイ)セラーポータル」は、出店に関する全ての手続きをオンラインで完結する仕組みである。
出店契約や保険契約に関する申込書等の書類を極力抑えられることで、環境へも配慮したサービスとなっている。

関連記事(保険業界ニュース)

損保

三井住友海上、住宅に関する商品・サービス革新に向けたプロジェクト始動

損保

三井住友海上、三井住友海上文化財団による2025年度「コンサート開催地」および「助成先」決定

生保少短

第一生命、第一スマート、JR東日本、Suicaの体験価値向上に向けた共創の取組みを開始

生保

太陽生命、重度ガン前払特約の取扱いを開始

損保

三井住友海上、テーマパーク専用リスクコンサルティングサービスを開発

生保

太陽生命、益田信用組合を通じ、『長生きMy介護』の販売を開始

損保

三井住友海上、照会応答機能の高度化に向けた業務特化型LLMを開発

損保

三井ダイレクト損保、ANAの保険「明日へのつばさ」自動車保険提供開始

損保

損保ジャパン、マイルが貯まるANAの保険「明日へのつばさ」親介護保険の提供を開始

損保

三井住友海上、太陽光発電事業者向けケーブル盗難防止サービスを提供開始