東京海上日動、先進的な防災・減災サービスの開発に向け応用地質と提携
東京海上日動と応用地質は、自然災害に強いスーパーシティ・スマートシティの実現に向け、先進的な防災・減災サービスを創出する戦略パートナーとして覚書を締結した。
◆主な協業内容
東京海上日動と応用地質は、データやデジタルを活用しながら自治体や企業の防災・減災対策を支援する取り組みを行っている。今後、AIやビッグデータを活用した最先端都市となるスーパーシティやスマートシティの取り組みが全国各地で進むなか、以下の分野で協業を進めていく。
①スーパーシティ・スマートシティ向け先進防災サービス開発
災害時にだれ一人取り残さない地域社会を実現するため、連携する自治体や民間企業が保有するデータを適切に管理・活用し、ICTやIoTを活用した先進的な防災サービスの開発と社会実装を目指す。
②IoTセンサや災害ビックデータを活用したDXの推進
両社が保有する災害に関する膨大なデータや防災IoTセンサを活用し、自然災害リスクに関わる事前調査、発災時の状況把握や被害推定、損害査定等の高度化といった新たな防災・減災ソリューションの開発に取り組む。
◆今後の取組
今後、東京海上日動と応用地質は、上記サービス実現に必要となる災害情報プラットフォームの構築を共同で進めると同時に、災害の事前対策や再発防止といった領域で、自治体や企業向けにデータを活用した新たなリスクソリューションやデータを活用した保険商品等の開発を進めていく。
また、スーパーシティやスマートシティの取り組みを進める自治体や企業と連携し、実際の都市に新たなサービスを実装していく。