三井住友海上、警察庁オープンデータを見える化した交通事故マップを公開
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三井住友海上は、事故のない快適なモビリティ社会の実現に向けて広く活用されることを目的として、警察庁が公表する「交通事故統計情報のオープンデータ」を、BIツール「Tableau※」によって見える化した「交通事故マップ」を作成し、ホームページ上に公開した。本データに加え、交通量等さまざまなデータを掛け合わせて、交通事故マップの一層の充実を図る。
交通事故統計情報のオープンデータは約40万行というビッグデータである。そのままでは取扱いが難しいためTableauによって見える化し、誰にでも簡便に利用できるようにしている。
指定した地域でどのような交通事故が発生しているか、視覚的に把握できるようにした。
◆活用イメージ
(1)表示される項目
①交通事故件数、死者数、負傷者数
対象地域・範囲の事故件数や人数の累計を表示する。
②事故発生地点、発生密度マップ
対象地域・範囲の事故発生場所を地図に表示する。天候や昼夜の区分を選択することで、事故当時の状況による件数の絞り込みができる。また、地図上の発生場所を選択すると、事故状況の詳細を確認することができる。
③事故件数、負傷・死者数集計グラフ
対象地域・範囲の事故件数や人数をグラフで表示する。季節や曜日、時間帯、当事者の年齢等によって集計し、事故の傾向を確認することができる。
(2)活用例
・学校:指定通学路近辺の交通事故発生状況から、重点的に見守るエリアの特定や通学路の見直し
・自治体:イベント開催時の最寄り駅から会場までの安全な誘導ルートの策定
・運送業:配送ルートの見直しやドライバーへ事故多発地点などの注意喚起
・その他:自動運転車・バスの実証実験のルート選定
介護や保育など、安全な移動が求められるルートの選定や見直し
(3)掲載場所
URL:https://pro.ms-ins.com/ristech/map.html