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SOMPOホールディングス、石川県七尾市でケアラー支援モデルの実証開始

SOMPOホールディングスは、七尾市矢田郷地区まちづくり協議会と連携し、七尾市矢田郷地区において在宅で家族を介護するケアラーを支援する新しい在宅介護モデルに関する実証を開始し、シニアの”Well-being”※1実現を通じた社会課題の解決に貢献することを目指す。
◆実証の概要
SOMPOホールディングスは、全国で400万人以上※2と推測される在宅で介護をするケアラーの負担軽減と要介護者に対するケアの品質を高めることを目的に、ケアラー自身が参加できるサロン運営の実証を行う。本実証を通じ、ケアラーおよび要介護者本人を起点とした地域でのケアラー支援モデルの将来的な実現を目指す。
ケアラー向けサロンとは、地域のケアラーが訪れ、介護知識・ケアの技術に加えて、在宅介護を負担にしないマインドセットや、在宅介護の生活の中で、スマホなどのデジタルツールの便利な使い方を学ぶことができる場で、オンラインでも参加可能である。また、近隣のケアラー同士がサロンに参加することで、地域での繋がりが生まれることも期待できる。
今回の実証では、ケアラーが抱える「孤立」と「不安」を解決する場として、地域と連携したサロンが機能するかを検証する。
サロンは4月~6月の期間で計5回(4回のテーマ別サロンと1回のフォローアップ)のワークショップ型である。七尾市矢田郷地区まちづくり協議会と連携し、七尾市が後援、SOMPOホールディングスがコーディネートする。
※1“Well-being”とは、身体的・精神的・社会的にも満たされた状態(WHO定義)を指す。
※2 居宅(介護予防)サービス受給者数は、3,975,193人(厚生労働省「介護保険事業状況報告(暫定)」(2020年11月償還給付決定分))より)であり、サービス受給者一人あたり一人以上のケアラーが存在すると仮定した推定である。

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