新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

あいおいニッセイ同和損保、レベル3遠隔型無人自動運転移動サービスにおける安全運行をサポート

あいおいニッセイ同和損保およびMS&ADインターリスク総研は、永平寺町における国内初のレベル3※遠隔型無人自動運転移動サービスの運行において、「安全・安心」なサービス提供に向けたリスクアセスメントを行うとともに、走行環境や運行形態などのリスク実態を考慮した合理的な自動車保険を提供した。
※ SAE(Society of Automotive Engineers)で定義する自動運転車のレベルである。レベル3では自動運行装置は特定条件の範囲内で運転者に代わって運転操作を実施するため、運転者による常時監視を必要としない。
◆レベル3遠隔型無人自動運転移動サービスの実現に向けた取組み内容
全国各地で自動運転導入に向けた取組みが行われているが、その中でも永平寺町は、電磁誘導線を活用した自動運転車を用い、廃線跡地を利用した自転車歩行者専用道を走路とするなど高い安全性を確保することで、早期の実用化を進めている。また、自動運転移動サービスの持続的な提供には採算性の確保が課題となることから、更なる省人化に向けて、産総研を中心にレベル3への移行が計画されてきた。
レベル3の運行を開始するにあたっては、これまでの遠隔ドライバー1名が複数の自動運転車を常時監視する形態から、走行環境条件が付与された状況下では常時監視を不要とする形態に移行されるため、オペレーションを含めた総合的なリスクの洗い出しが必要となる。
あいおいニッセイ同和損保およびMS&ADインターリスク総研は、国内初のレベル3遠隔型無人自動運転移動サービスの運行に向け、レベル3を想定したリスクの洗い出しやリスク低減策の検討を行い、更にはリスク実態に合わせた合理的な保険料の自動車保険を提供することで、安全性・採算性の両面からサービスの円滑な運行を支援する。

関連記事(保険業界ニュース)

損保

あいおいニッセイ同和損保、中古EVバッテリーの二次流通促進に向け、MIRAI-LABOと資本業務提携契約を締結

損保

あいおいニッセイ同和損保、テレマティクス自動車保険アプリを活用した観光促進と交通事故削減に関する共同実証実験を開始

損保協会・団体

損保協会、損害保険会社に係る個人情報保護指針に基づく対象事業者4社に対する指導を実施

損保

あいおいニッセイ同和損保、上智大学との連携講座「パラアスリートと考える障がい者スポーツと共生社会」を開講

損保

あいおいニッセイ同和損保、MS&ADインターリスク総研、早稲田大学商学部に提携講座を開講

損保

MS&ADホールディングス、三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保の 合併に向けた対応を発表

損保

あいおいニッセイ同和損保、2025年4月入社アスリート3名を採用

損保

あいおいニッセイ同和損保、所属の競泳2選手が世界水泳選手権の日本代表に決定

損保

三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保、金融庁により行政処分(業務改善命令)

損保

三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、食品関連事業者向け「フードロス削減特約」の販売開始