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あいおいニッセイ同和損保、ドリームホップとハラスメント対策で最大1億円の保険付帯サービスの提供を開始

あいおいニッセイ同和損保とメンタルヘルス対策などの人事・労務ソリューションを提供する株式会社ドリームホップ(以下ドリームホップ)は、最大1億円の労働災害総合保険(使用者賠償責任条項)を自動付帯したハラスメント対策プログラム「ORIZIN+」(以下同サービス)の提供を2021年4月1日より開始する。
1.背景
昨今、働き方改革やテレワークの増加に伴い、多様な働き方を選択できる社会の実現や生産性向上とともに、従業員が健康で働き続けられる「健康経営」に取り組む企業が増加している。一方、令和元年度の精神障害による労災請求件数は2,060件で、前年度と比べ240件増加し、そのうち業務による心理的負荷と認定された件数は509件に上り、前年度と比べ44件増加し、過去最多となっている。※さらに、企業にパワハラ防止を義務付ける改正労働施策総合推進法(以下パワハラ防止法)が2020年6月に施行され、2022年4月からは全ての法人が対象となる。それに伴い、今後、企業のパワハラ対策への需要がより高まることが予想される。
そういったニーズに対応するため、最大1億円の労働災害総合保険(使用者賠償責任条項)を自動付帯した、同サービスを提供することとした。
※出典:厚生労働省令和元年度「過労死等の労災補償状況」
(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_11975.html)
2.「ORIZIN+」の概要
ドリームホップが提供するWeb版ストレスチェックサービスに、ハラスメント検査、e-learning、外部相談窓口に加え労働災害総合保険(使用者賠償責任条項)の補償もセットした「ORIZIN+」を新たに提供する。これにより、企業のハラスメント対策に加え、万が一従業員が精神疾患となり労災認定がされた場合には補償を提供するので、企業のリスクマネジメントが強化される。
3.「ORIZIN+」の特徴
(1)規則と規定の整備:法令で必要とされる規定の雛型を提供
(2)実態把握:職場におけるハラスメント検査
(3)周知・教育:パワハラ防止法施行に向けた教育研修プログラム
(4)相談窓口:一元的な窓口の提供
(5)被害者ケア・加害者教育(オプション):個別カウンセリングの実施
4.「ORIZIN+」に付帯される労働災害総合保険(使用者賠償責任条項)について
「労働災害総合保険(使用者賠償責任条項)」とは、業務中に発生した従業員等の身体障害に起因して法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害を補償する保険である。
同サービスに付帯される労働災害総合保険(使用者賠償責任条項)では、従業員が精神疾患となり労災認定された場合に適用され、1災害につき最大で1億円が支払われるものである。

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