東京海上ホールディングス、2021年「データマネジメント大賞」を受賞
東京海上ホールディングスは、一般社団法人日本データマネジメント・コンソーシアム(以下「JDMC」)が主催する「データマネジメント賞」において『データマネジメント大賞』を受賞した。
1.「データマネジメント賞」について
「データマネジメント賞※」とは、データマネジメントにおいて、他の模範となる活動を実践している企業・機関などの中から優秀なものに対して授与される表彰制度であり、今年で8回目を迎える。最も優れた取り組みが表彰されるデータマネジメント大賞のほか、特別賞・データ統合賞・先端技術活用賞・アナリティクス賞が表彰される中、この度、同社が取り組む「データを活用する態勢構築と人材育成」が、データマネジメント大賞を受賞した。
2.「データを活用する態勢構築と人材育成」について
デジタル化の実現には高度なデータの利活用が不可欠である。しかし、これまでの環境では、データ分析の際に様々なシステムからデータを抜き出し、その都度処理を行うという手間を要していた。そこで同社では、多種多様な大量のデータを収集・蓄積するデータ統合基盤(データレイク)を構築した。また、集めたデータを活用していくため、AIやビッグデータ分析ツール・可視化ツールなどを備えた分析環境(データラボ)を立ち上げ、データの分析結果を広く2次加工できるようにした。
データ活用のインフラ強化に加え、データを活用する組織・人材の高度化に向けた産学連携によるデータサイエンティスト育成のための専用プログラム「DataScienceHillClimb」を2019年度に創設した。さらに、2020年度からは延べ260時間を超える本プログラムを外部開放し、広く社会に提供している。プログラム参加者は、業種を超えた交流により、数理的能力のみならず、データの背景にあるビジネスへの理解と洞察力の強化を図る事ができた。この取り組みを通じて、日本全体のデータサイエンス人材の育成にも貢献している。
3.表彰式の様子
2021年3月4日、都内にてJDMC主催による表彰式が開催された。表彰式には同社副社長執行役員・グループデジタル戦略統括の岡田氏が参加し、受賞のスピーチを行った。