損保協会、2021年度自賠責運用益拠出事業18.5億円を決定
損保協会は、2月18日(木)の同協会理事会において、各損害保険会社から拠出される自動車損害賠償責任保険の運用益を活用し、新規5事業を含めた42事業に対する総額18億5,228万円の支援を決定した。
同協会では、1971(昭和46)年から、同運用益を活用した自動車事故防止対策事業や被害者対策事業などの多様な分野に対する支援を行っている。
2021年度の支援では、自動車事故被害者対策を中心に取り組むとともに、昨今の交通環境の変化を踏まえて、自動車事故防止対策事業に重点的に拠出することを基本方針としている。
また、先進技術の活用が特に進んでいる分野である自動車事故防止対策においては、2019年度から公募制を導入し、より社会的ニーズに即した事業に拠出するように努めている。