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あいおいニッセイ同和損保、JR東日本とスマートフォンを利用した新サービスの実証実験

あいおいニッセイ同和損保と、東日本旅客鉄道(以下「JR東日本」)は、「地方創生」「地域活性化」の一環として、Connect IQ Labs,Inc(以下「Miles」※1)が開発するスマートフォンアプリの技術検証を進めてきた。このたび、同アプリの日本での実用化に向けた実証実験と取得データの検証を2月より実施する。
※1 2016年にシリコンバレー(米国カリフォルニア州)で設立されたスタートアップ企業
◆実証実験の概要
(1)取り組み内容
両社はMilesのアプリをカスタマイズして、日本での実証実験用アプリ「JREAD(ジェイリード)」※2を共同開発した。日本国内向けに画面デザインを変更するとともに、JR東日本の交通関連データや首都圏を中心とした駅の位置情報などを同アプリの移動手段判定アルゴリズムに反映することで、同アプリの利用者がどの交通手段を用いて移動を行ったかを判別する判定精度の向上を目指す。
※2 共同で商標出願中
(2)実施内容
・2月より約2か月間、事前に同意を得たモニターに「JREAD」をダウンロードしてもらい、同アプリの利用によって得られるモビリティ関連データを収集し、利用状況に応じて、リワードとしてJRE POINTを付与して利用者への付加価値を提供する。
・収集したモビリティ関連データを用いて、コロナ禍での新たな生活様式における利用者の移動手段や移動した範囲などを両社で分析・クラスタリング※3などを行い、JRE POINT付与による行動変容との相関関係を検証する。また、モニターへのアンケートを通じ、本サービスの社会的受容性について確認する。
※3 データ間の類似度に基づいて、データをグループ分けする手法
【実施期間】2021年2月~2021年3月末

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