新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

日本地震再保険、「ソーシャルボンド」に投資

日本地震再保険は、このたび、独立行政法人日本学生支援機構並びに東日本高速道路株式会社が発行するソーシャルボンドへの投資を決定した。
今回投資した債券は、ICMA(InternationalCapitalMarketAssociation/国際資本市場協会)が定義するソーシャルボンド原則に適合する旨、ESG評価機関からセカンドパーティー・オピニオンを取得しており、「ソーシャルボンド」として発行される。
同社は、持続可能な社会の形成に向けた取り組みを経営の重要課題として認識しており、本債券を始めとしたESG債への投資を通じて、今後も社会的責任を果たしていく。
<購入したソーシャルボンドの概要>
発行体:独立行政法人日本学生支援機構
年  限:2年
発行日:2021年2月8日
発行額:300億円
資金使途:第二種奨学金の在学中資金
ESG評価機関:ヴィジオアイリス(VigeoEiris・フランス)
発行体:東日本高速道路株式会社
年  限:7年及び10年
発行日:2021年1月29日
発行額:7年:200億円、10年:400億円
資金使途:高速道路の新設・改善、災害復旧、特定更新等
ESG評価機関:格付投資情報センター(R&I)

関連記事(保険業界ニュース)

損保

日本地震再保険、2025年3月期決算を発表

生保

大同生命、大阪市とのESCO事業に対するみずほ東芝リース株式会社向け融資を実施

損保共済

JA共済連、インパクト債券ファンドに投資

生保

T&Dフィナンシャル生命、福岡県ワンヘルスボンドに投資

生保

太陽生命、「J.フロントリテイリング株式会社」が発行する「サステナビリティボンド」への投資を実施

生保

かんぽ生命、国内上場企業を対象としたシステムチェンジ志向のインパクト投資ファンドの運用を開始

損保

日本地震再保険、SDGs債に投資

共済

JA共済連、キャットボンド「Nakama Re 2025-1」発行~地震リスクを証券化 アジア開発銀行の債券を活用した発行としては世界初~

生保

太陽生命、日本郵船株式会社が発行する「トランジションボンド」への投資を実施

協会・団体生保

生保協会、生命保険会社の資産運用を通じた 「株式市場の活性化」と「持続可能な社会の実現」に向けた取組み を公表