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損保ジャパン、西尾市における自動運転タクシーのコンセプト車両運行の実証実験に参画

損保ジャパンは、株式会社NTTドコモ、名古屋鉄道株式会社、名鉄東部交通株式会社、株式会社メイテツコム、アイサンテクノロジー株式会社、岡谷鋼機株式会社、株式会社ティアフォーとともに、愛知県の事業として西尾市で実施される自動運転タクシーのコンセプト車両運行の実証実験に参画する。
1.実証実験の背景と目的
愛知県は、将来の自動運転サービスの実現を目指し、全国に先駆けて2016年度から実証実験を開始している。2019年度からは、内閣府の未来技術社会実装事業※1を活用し、地域ごとに想定されるビジネスモデルを踏まえた実証テーマを設定のうえ、自動運転の社会実装を見据えた実証実験を実施してきた。
2020年度は、自動運転の実用化に向けた取組みをさらに加速させるため、社会実装のあり方を技術面と運用面の両面から検証する実証実験に取り組んでいる。(2020年6月15日愛知県発表)
これらの取組の一環として「生活・観光混在エリアにおけるMaaS」をテーマに、名鉄西尾駅~西尾市歴史公園において、自動運転タクシーのコンセプト車両を運行(乗車無料)し、地域の交通利便性と観光客の回遊性の向上を図る実証実験を行う。
※1 内閣府が、地方自治体を対象に、AIや自動運転、ロボット、ドローンなどの近未来技術等を活用した地方創生に関する事業を募集し、優れた取組みについて関係省庁が総合的に支援する事業である。愛知県は、2018年8月に本事業に採択された。
2.実証実験の概要
(1)実証スケジュール
2020年12月11日(金)から12月13日(日)まで
(2)ルート詳細
起点:名鉄西尾駅(西口ロータリータクシー乗り場)
終点:西尾市歴史公園駐車場
(3)車両概要
車両名
タクシー「JPN TAXI」
仕様
・自動運転システム「Autoware※2」および事前に取得する「高精度3次元地図」を使用して走行
・AutowarePC※3搭載、3D-Lidar※4を6台搭載
・自己位置推定、障害物認識(停止、回避)、信号認識(カメラ・通信等)の機能を実装
※2 株式会社ティアフォーが開発した自動運転のオペレーティング・システム(OS)である。Autowareは、TheAutowareFoundationの商標である。
※3 Autowareを動かすためのコンピューターである。高精度3次元地図もAutowarePCに保存される。
※4 LiDARはレーザー光によって景色を立体的に映し出すことができるセンサーであり、その反射によって得られる点群データを活用して高精度3次元地図を作成する。
(4)実証実験の特徴
〇交通量の多い幹線と生活道路を織り交ぜた一般公道において自動運転車両を定期運行
駅周辺市街地の回遊性・利便性をより向上させることを目的に、名鉄西尾駅(西口)~西尾市歴史公園まで自動運転タクシーのコンセプト車両を運行する。
このルートは、中心市街地の主要道路と一方通行の幅員の狭い生活道路から構成されており、見通しが悪い左右交差点から合流してくる他車両等の検知、加速減速の繰り返し、右左折時や幅員が狭い道路を走行する際の緻密な経路設定など、単一環境の道路に比べて高度な制御が求められる。
〇交通事業者(名鉄東部交通)の乗務員による運行
交通事業者である名鉄東部交通株式会社が、社会実装の可能性を見据えて運行を担う。
なお、運行時は、同社の乗務員(第二種免許の保有者・事前教習修了者)が、車両の運転席と、西尾市役所に設けた遠隔監視室から監視を行う。同時に、東京都中野区にある損保ジャパンの「コネクテッドサポートセンター」※5からも遠隔見守りを行う。監視システムは、将来的に数多くの無人自動運転車両が走行する社会が到来した場合、少人数で複数車両を運行するビジネスモデルの可能性を探るものであり、公共交通の担い手不足の緩和につながるものである。
※5 SOMPOグループの、株式会社プライムアシスタンスに損保ジャパンが開所した、自動運転車の遠隔監視・操舵介入と、事故・トラブルなどを研究する施設である。
〇生活と観光が共存するエリアにおけるMaaSを想定した取組み
住民・観光客に多様な行き先への継ぎ目のない移動を実現するMaaSモデル構築を目指し、自動運転車両、レンタサイクル、パーソナルモビリティ※6を提供する。
さらには、特設ホームページにおいて、これらの交通手段の利用案内のほか、名鉄主要駅から西尾駅までの経路検索情報、周辺店舗や地域情報などを一元的に提供することにより、モビリティ(移動手段)を軸とした人々の回遊性向上を目指す。
※6 センサーや制御装置を備えた少人数用の乗り物の総称である。
3.役割
損保ジャパンは、走行エリアのリスクアセスメント※7と走行中の見守りを実施することで、安心・安全な実証実験を支える。また、自動運転車両向け保険および本実証実験に使用する車両を提供している。
※7 安全な走行と運用を支援するため、計画段階で危険シナリオを洗い出し、危険度を評価して対策を講じることである。

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