損保協会近畿支部、保険金詐欺事件検挙で大阪府警に感謝状
損保協会近畿支部は、11月19日(木)に大阪府松原警察署に対して感謝状を贈呈した。
本件は、交通事故の相手側が契約している保険会社から施術費用名目で現金をだまし取ろうと考え、施術が行われた事実はないのにあるように装い、虚偽の書類を保険会社に送り保険金をだまし取った詐欺事件を立件したことに対して、社会公共性の高い損害保険事業の健全な運営に多大な貢献があったとして、感謝の意を表したものである。
松原警察署で行われた贈呈式では、同支部損害サービス部会の兵頭詳正部会長から吉村署長に対して感謝状を贈呈した。贈呈に際し、兵頭部会長は、「粘り強い捜査により事件を検挙し損害保険事業の健全な運営に多大な貢献をしていただいた。保険制度を悪用し保険金を詐取する行為は、他の善良な保険契約者の保険料引き上げに繋がるので、引き続き断固たる態度で警察と連携を図って対処していく。」と、丹念に地道な捜査を行った松原警察署および合同捜査本部を設置し捜査をバックアップした大阪府警察本部刑事部刑事特別捜査隊に対して謝意と継続した不正排除への決意を述べた。
損保協会は、健全な損害保険事業の運営を行うため、日頃から警察本部等関係機関と連携を図っている。今後も各警察本部等と連携しながら、不正請求の排除に向けて取り組んでいく。