損保協会、交通事故のリスクと損害保険の概要を学べる動画教材を作成
損保協会は、主に高校生向けの講師派遣で使用している「交通事故とその責任」、「自転車を取り巻くリスクとその責任」について、動画教材を作成した。
本年7月以降は、新型コロナウイルス感染症の防止策を講じたうえで、講師を派遣し講演活動を実施しているが、本動画教材により、自動車や自転車等の交通事故のリスクと損害保険の概要について、オンデマンド形式でも学習することが可能となった。
また、本動画教材は、通常の授業だけでなく臨時休校等で授業時間が足りない場合の自習教材としても活用できる。動画の最後には、学習した内容を確認するクイズもある。
同協会では、引き続き、新型コロナウイルス感染症の防止や学校現場の状況に配慮し、様々な工夫を凝らしながら「だれもが」「いつ」「どこでも」「分かりやすく」学べるような環境を用意し、損害保険リテラシーの向上に取り組んでいく。
■動画教材の概要
高校生が楽しみながら動画を視聴できるよう、交通安全や損害保険について優しく丁寧に教える「わんぽ先生」と「生徒役のキャラクター」による対話を通じて学習する構成にしている。動画の最後には、学習した内容を確認するクイズもある。
(1)交通事故とその責任
自動車や自転車による交通事故のリスクやその大きさ、交通事故を起こすことで生じる法律上の責任および交通事故に備える損害保険について学習することができる。また、自転車安全利用五則といった安全運転のルールも併せて紹介している(本編33分、クイズ9分)。
(2)自転車を取り巻くリスクとその責任
「交通事故とその責任」の内容のうち、自転車の運転に潜むリスクや安全運転のルール、自転車事故に備える損害保険に特化して学習することができる(本編26分、クイズ5分30秒)。