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三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保、コロナ禍における自然災害対応を強化

三井住友海上ならびにあいおいニッセイ同和損保は、大規模自然災害専用に、事故受付から支払いまでの一連のお客さま対応状況をクラウド上で管理する「自然災害工程管理システム(DPC:DisasterProcessControl)」の運用を、2020年9月以降グループ共同取組※として開始した。
本システムの活用によって、リモートワーク、在宅での対応が可能となり、コロナ禍においても、平時と同様にお客さまに安心を届ける。
MS&ADインシュアランスグループは、コロナ禍における本格的な台風シーズンを迎え、万一、大規模自然災害が発生した場合にも、より迅速かつ適切な保険金支払いに努めていく。
(※)2019年7月から、あいおいニッセイ同和損保はクラウド上で管理する工程管理システム、三井住友海上はクラウド型ファイル共有サービスを活用したペーパーレス業務を開始しているが、今年9月以降の災害から、グループ共通取組として、万全の態勢で災害対応を行う。
1.自然災害工程管理システム(DPC)の概要
本システムは、自然災害対応に必要な工程を一元管理し、事故の連絡、保険金の請求書類などお客さまの提出書類や対応状況をクラウド上のデータベースでペーパーレス管理する。
このため、全国の拠点によるリモートワークや在宅対応が可能となり、被災されたお客さまに迅速に保険金をお届けすることが可能となる。
また、お客さまへの対応結果や対応状況を全国の拠点でリアルタイムに把握し、瞬時に各工程における最適なお客さま対応を行うことが可能となり、お客さまを待たせない対応を実現する。
2.今後の展開
MS&ADインシュアランスグループは、今後もAI・ドローンを活用した水災損害調査、スマートフォンを活用したビデオチャットによる遠隔立会調査等、さまざまなデジタル技術を組み合わせ、被災したお客さまに1日も早く保険金を支払える体制の構築を目指していく。

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