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東京海上日動、新型コロナウイルス等の感染症を補償する休業補償商品を販売

東京海上日動は、中小企業の事業を取り巻く様々なリスクを包括的に補償する「超ビジネス保険」において、新型コロナウイルス感染症および「感染症法(*)における一類感染症から三類感染症」を新たに補償する休業補償商品を、2021年1月1日以降に保険始期を開始する契約から販売する。
(*)感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律
1.背景
同社は、これまで様々な商品によって個人のお客様、企業のお客様に新型コロナウイルス感染症に対する補償を提供してきた。
今般、新型コロナウイルス感染症の感染が続く中、お客様からは「施設で新型コロナウイルス感染症の感染者が発生したことで、施設の休業を余儀なくされた場合の補償」について要望する声が多数寄せられた。
このような状況を踏まえ、同社は中小企業を対象に、施設の休業損失や消毒費用等を補償する商品を開発した。本商品の提供を通じて、施設で新型コロナウイルス感染症等の感染者が発生したことで、休業を余儀なくされ、経営に大きな影響を受ける中小企業の皆様の事業継続をサポートしていく。
2.概要
(1)商品概要
中小企業の事業を取り巻く様々なリスクを包括的に補償する「超ビジネス保険・休業に関する補償」に、「感染症補償特約」を新設し、2021年1月1日以降に保険期間を開始するすべての契約に本特約を自動付帯する。
①対象となる事故
施設が新型コロナウイルス感染症等に汚染され(またはその疑いがある場合を含む)、保健所その他の行政機関の指示や命令に基づく消毒・隔離等が行われる場合に、15日間を限度に保険金を支払う。
施設での感染や消毒命令等を伴わない休業、政府・地方自治体による休業要請に基づく営業自粛は補償対象外である。
②主な補償内容
対象となる事故によって生じた損失や、発生する各種費用について補償する。
(2)保険料例
次の契約条件で、年間約30,000円の保険料となる(感染症の他、火災・風災・水災等による休業に関する補償全体の保険料である)。
対象商品:超ビジネス保険・休業に関する補償(スタンダードプラン)
業種:飲食店(レストラン等)
年間売上高:5,000万円
補償割合:60%
同社は、今後も「安心と安全」の提供を通じて、お客様を守るべく取り組んでいく。

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