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三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、MS&ADインターリスク総研、中堅・中小企業向け「感染症BCP作成支援ツール」を開発

三井住友海上ならびにあいおいニッセイ同和損保、MS&ADインターリスク総研は、中堅・中小企業向け「感染症BCP(事業継続計画)作成支援ツール」を開発し、今般、無償提供を開始した。
本ツールは、解説編とひな形編で構成されており、解説を参考にして必要な項目をひな形に記載するだけで、簡単かつ効率的に感染症BCPの作成が可能となる。
新型コロナウイルスの感染拡大により、多くの中堅・中小企業が経営に大きなダメージを受けており、感染症に対するBCPの作成は喫緊の課題となっている。こうした状況を踏まえ、同社グループは、本ツールの提供を通じて、中堅・中小企業の感染症BCP作成を支援していく。
MS&ADインシュアランスグループは、中堅・中小企業への支援を通じて地域の社会的課題の解決に取り組み、レジリエントでサステナブルな社会の実現を目指す。
1.支援ツールの特長
(1)簡単な作業でBCPを作成
作成支援ツールは、解説編とひな形編で構成されている。
解説編を参考に必要な項目を検討し、ひな形に入力するだけで、感染症BCPに最低限必要な項目を網羅できる。
(2)企業内研修での活用
企業内社員研修など、感染症予防に対する意識向上のための研修資料として活用できる。
(3)新たな感染症にも対応
新型コロナウイルス感染症だけでなく、今後も起こりうる新たな感染症にも対応できる内容としている。
(4)個別相談やBCP作成研修会への対応
三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保を通じて、MS&ADインターリスク総研のコンサルタントによる感染症BCPの個別相談や、BCP作成ワークショップ等へ講師を派遣する。
2.作成の目的
中堅・中小企業は、大企業に比べてBCP作成率が低く、また、事業中断した場合のダメージが甚大であるため、地域経済にも深刻な影響を与える。一方、BCP作成に関心はあるものの、「具体的にどのような対策を講じるべきかわからない」といった声が多く寄せられている。
特に、感染症に対応したBCPは、ほとんど整備されておらず、その要因として「BCPの作成ノウハウがない」ことや、「BCP作成に対応する要員や費用が限られている」ことなどが挙げられる。
今回開発したツールは、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、「BCPを簡単に作成するための資料やひな形が欲しい」というニーズに応えて開発したもので、中堅・中小企業のBCP作成を後押しする。
3.提供方法
三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保の代理店から提供する。

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