アニコムグループ、犬における新型コロナウイルスの陽性を確認
アニコムグループでは、4月10日より新型コロナウイルスに感染した人の飼育するペットを預かるプロジェクト『#StayAnicom』を実施し、コロナウイルスの感染予防に配慮した預かりを行うため、ペットに対するPCR検査を行ってきたが、今般預かった2世帯の犬2頭において、「陽性」の結果が確認された。
『#StayAnicom』プロジェクトでは、これまでに犬29頭、猫12頭、うさぎ1羽の合計42頭のペットの預かってきたが、全てのペットに対して複数回のPCR検査を実施し、「陰性」であることを確認していた(8月3日時点)。今回「陽性」が判明した2頭の犬についても同様に、複数回のPCR検査を異なる複数施設で実施したところ、「陽性」の検査結果を得た。なお、海外での犬や猫の感染報告では、数日中に「陰性」の結果に転じることが多いとの報告が行われており、現在、1頭については「陰性」の結果に転じ、2頭とも健康状態に大きな問題はない。また、これらの犬2頭において新型コロナウイルスの感染が成立したかについては、明らかとなっていない(※)。
(※)抗体検査の結果が陽性になるまでは一定の期間を要するとの報告があることから、今後、当該結果を踏まえて抗体検査を実施し、感染が成立したかの判断を行う予定である。