あいおいニッセイ同和損保、電動車活用推進コンソーシアムへ参画
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あいおいニッセイ同和損保は、日本電信電話株式会社、株式会社日立製作所、株式会社リコー、東京電力ホールディングス株式会社の4社を発起人とし、2020年5月11日に設立された「電動車活用推進コンソーシアム(以下、コンソーシアム)」に参画した。
1.背景
地球温暖化が世界的に進む中、企業・団体等に対しても脱炭素社会の実現に向けた具体的対策が求められており、日本国内のCO2排出量の約2割を占める運輸分野におけるCO2排出量の削減方策として車両の電動化が期待されている。
また、車両の電動化は災害時には電気を取り出せる等、地域の人々の生活を守る、災害に強いまちづくりへの貢献にもつながる。
同社は、テレマティクス・モビリティサービス事業を展開しており、これからの新しいモビリティ社会に向けて様々な取り組みを行っている。そのなかで「車両の電動化」を重要なキーワードのひとつと位置付けており、EVなどの先進環境対策車を対象とした自動車保険の割引制度や電動車向けの保険商品・サービスの検討を進めている。また、同社は地域社会への貢献を目指した地方創生取組にも積極的に取り組んでおり、各地域で電動車の非常用電源の活用に関するデモンストレーションを実施するなどの活動も行っている。こうした背景から、同社はコンソーシアムの目指す趣旨に賛同し参画した。
2.概要
あいおいニッセイ同和損保は、コンソーシアムへの参画を通じてテレマティクス・モビリティサービス事業や地方創生取組などを展開し、地球温暖化防止に向けたCO2排出量削減や災害に強いまちづくりへの貢献など、企業の業務用車両の電動化を通じた社会課題の解決に向けた取組を推進する。また、コンソーシアムにおける取組を通して上記事業・取組に関する新たな知見やノウハウ獲得を目指す。
3.今後の展開
同社は、本コンソーシアムを通じて得たノウハウをもとにした、電動車の推進・普及に対する新たなビジネスモデル構築や地方創生取組のさらなる推進を通じて、レジリエントでサステナブルな地域社会の実現へ貢献することを目指す。