アニコムホールディングス、今治市と動物の災害対策等に関する包括連携協定を締結
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アニコムホールディングスは、今治市と動物の災害対策、愛護及び健康寿命延伸等に関する連携協定を3月17日付けで締結した。全国の市町村では、初の取組みになる。
アニコムと今治市は、人と動物との暮らしを更に豊かにすることを目指し、相互に緊密な連携を図り、双方の資源を有効に活用した協働の各種取組みを推進していく。
(※)シェアは、各社の2018年の契約件数から算出。(株)富士経済発行「2019年ペット関連市場マーケティング総覧」調査
本協定の締結により、以下の取組みに向けた連携を開始する。
(1)動物の災害対策の啓発および災害時における支援活動等に関すること
(2)動物愛護の取組みに関すること
(3)人とペット双方の健康寿命延伸に関すること
(4)その他地域社会の活性化および市民サービスの向上に関すること
具体的には、ペット同行避難のロールモデルを構築するべく、災害経験のある獣医師等の知見を提供するほか、愛媛県獣医師会、岡山理科大学獣医学部と連携した防災訓練へ参加する。
また、今治市民の災害対策の啓発に向けた取組みとして、セミナーへ講師を派遣するほか、「どうぶつ防災手帳」「防災チラシ」等を提供する。
災害発生時には、ケージ、テント、ペットフード、水、トイレシーツ等の必要な資材を提供するほか、必要とされる地域へ、アニコムが所有する災害用どうぶつ診療車および獣医師を派遣する。
そのほか、狂犬病予防注射、鑑札普及の啓発、マイクロチップ普及率の向上に資する活動や、イベント等を通じたペットの健康に関する啓発活動を行っていく予定である。
アニコムは、これまでも動物に関わる企業として「動物の尊厳」をCSR活動方針の軸とし、「動物福祉」「災害支援」「野生動物保護」「保護犬猫の譲渡活動の支援」等の活動を行ってきたが、これらの取組みを通じて、より一層、動物愛護等の推進を図っていく。