あいおいニッセイ同和損保、「第5回ホワイト企業アワード」ダイバーシティ&インクルージョン部門を2年連続受賞
あいおいニッセイ同和損保は、一般財団法人日本次世代企業普及機構が主催する「第5回ホワイト企業アワード」※において「ダイバーシティ&インクルージョン部門」を2年連続で受賞した。
1.背景
同社ではダイバーシティ&インクルージョンを経営戦略のひとつに位置づけ、女性活躍推進、障がい者雇用・定着支援、人権啓発等に取り組んでいる。
今般、女性活躍推進に向けて実施した、キャリア形成支援や育児・介護と仕事の両立支援等の取組みが評価され、「ホワイト企業アワード」ダイバーシティ&インクルージョン部門2年連続の受賞となった。
2.評価された主な取組み
・指導的地位(課長補佐以上)に占める女性社員の割合を2020年までに30%以上とすることを行動計画の目標に掲げ、それを前倒しで実現(2019年4月時点:33.6%)
・女性ライン長候補育成スクールを開催し、外部講師による実践的な講座や受講後のフォローを実施
・ライン長から部支店長、部支店長から役員への登用強化のため、従来のメンター制度に加えて役員がメンターとなり引き上げる「上位層育成メンター制度」を設置
・全社員向けにダイバーシティの浸透度を測る目的でアンケートを実施。職場環境についての設問では、回答者の約90%が「多様な価値観を認め合う職場である」と回答制度や方針を掲げるだけでなく、具体的な数値や成果の追及を社内管理体制にて実現していることが評価され、受賞につながった。同社は引き続き、女性活躍推進をはじめダイバーシティ&インクルージョンの推進を通じ、多様な人財が活躍できる会社づくりを目指して、積極的に取組みを進めていく。
※ホワイト企業アワードとは
一般財団法人日本次世代企業普及機構が主催する「ホワイト企業認定」を取得した企業の中から、審査基準を満たす素晴らしい取組みを実施している企業を表彰する。第5回目となる今回は企業の「生産性向上」、「ワークライフバランス」、「ダイバーシティ&インクルージョン」、「価値あるビジネスモデル」、「柔軟な働き方」などの10部門に461社がエントリーし、21社が受賞した。
なお、「ホワイト企業認定」では、企業のホワイト化に向けて取り組むべき59の設問を6つの項目(①ビジネスモデル・生産性、②ダイバーシティ&インクルージョン、③ワークライフバランス・健康経営、④柔軟な働き方、⑤人材育成・働きがい、⑥法令遵守)に分け、取組みの有無を確認し認定を付与している。一つの取組みにフォーカスするのではなく、総合的に判断評価を行うのは、日本の認定組織において「ホワイト企業認定」のみである。