共栄火災、「バレンタイン・チャリティ募金」集まった募金193万円を寄付
共栄火災は、毎年恒例の「“義理チョコ・あげたつもり・もらったつもり”バレンタイン・チャリティ募金」を実施した。
この活動は、職場の儀礼的な義理チョコの配布を「もっと有意義な目的に使えないか」と考えた女性社員の発案によって始まった自発的な募金活動で、バレンタインデーの義理チョコやホワイトデーのお返しにかかる費用の一部を自粛して1口500円を募金しようという活動である。
集まった募金は毎年、NGO「マザーランド・アカデミー・インターナショナル」(以下「マザーランド・アカデミー」)を通じて、西アフリカ・マリ共和国の難民キャンプにおける植林費用や医療品購入費用、水田拡張事業などに活用されている。1993年に開始されて以来途絶えることなく続けられ、今年で28年目を迎えた。
今年の募金活動は、昨年に引き続きマザーランド・アカデミーがマリ共和国のサハラ砂漠南端地域にある難民キャンプで取り組む水田づくりに役立ててもらうために、「田んぼ作ろう!プロジェクト」として展開した。
チャリティ募金の結果、役員・社員や関連会社社員から1,285,393円が集まった。この募金に会社からのマッチング・ギフト642,697円を加え、募金総額1,928,090円をマザーランド・アカデミーに寄付する。なお、今年の結果を含めた過去28年間の募金総額は約4,209万円となり、水田づくりの他にも、井戸やくすりハウス(学校兼医薬品の保管庫)の建設、医薬品の援助、砂漠化防止のための植林などに活用されている。
同社では「バレンタイン・チャリティ募金」のほかに、毎年12月に衣類や薬、文房具、おもちゃなどの物資による支援を目的とした「クリスマス・チャリティ」を実施しており、両活動を同社の国際貢献活動の2本柱として今後も積極的に取り組んでいく。