アニコム損保、三重県と動物愛護の推進に向けた協定を締結
アニコム損保を子会社に持つアニコム ホールディングス(以下 アニコム)は、三重県(知事 鈴木 英敬)と「動物愛護の推進等の連携に関する協定」を2月13日付けで締結した。
アニコムと三重県は、「人と動物が安全・快適に共生できる社会」をめざし、動物愛護推進のために行う事業を通じ、地域の諸課題に適切に対応するとともに、活力ある個性豊かな地域社会の形成および県民サービスの向上を図る。
アニコムでは、これまでCSR活動の一環として、保護動物の譲渡活動の支援、動物愛護週間の周知、熊本大地震や西日本豪雨でのペットの災害支援、野生動物保護等といった多岐に渡る活動を行ってきた。これらの実績・経験を踏まえ、本協定に基づく各事業について連携していくことで、より一層動物愛護等の推進を図っていく。
1.動物の殺処分ゼロに向けた取組み(動物の譲渡に関することを含む)
2.動物愛護推進等に関する普及啓発
3.動物の災害対策および災害時における支援活動等
4.動物の医療ならびに飼養管理等の技術およびデータの提供
5.人と動物双方の健康に関すること
6.その他相互に連携が必要な業務
具体的には、殺処分ゼロに向けて、三重県が保護する犬や猫の情報を、アニコムグループの譲渡サイトに掲載することなどを検討していく。また、アニコムが発行するメールマガジン等で、三重県の動物愛護の取組みに関する情報をペット保険の契約者に向けて配信するほか、三重県(動物愛護推進センター)が行うイベントなどで、動物愛護や人とペット双方の健康に関する啓発を協力して実施するとともに、防災セミナーの開催や、発災時にはアニコムが所有する災害用動物診療車を派遣することなども検討していく。