au損保、電動アシスト付自転車の利用実態調査
au損保は、全国の自転車を利用している男女を対象に、電動アシスト付自転車の保有率やその利用実態を調査した。
●電動アシスト付自転車の保有率は17.3%
自転車を保有している5,752名に、その車種を尋ねたところ(複数回答可)、電動アシスト付自転車の保有率は17.3%となった。
なお、2018年にKDDI株式会社が実施した自転車の安全・安心利用に関する意識調査によると、電動アシスト付自転車の保有率は12.2%だった。
●選ぶ基準は「信頼できるメーカーであること」29.8%
「電動アシスト付自転車を選んだ基準」を尋ねたところ、「信頼できるメーカーであること」が29.8%で1位、次いで「バッテリーが長く持つこと」が26.2%、「値段がやすいこと」が13.4%だった。
20代では「バッテリーが長く持つこと」が34.5%と最も高く、30代では「子供を乗せやすいこと」が22.0%と、全体平均の8.5%よりも13.5%高くなった。
子育て世代である30代は、電動アシスト付自転車の利用においても、育児の役に立つかを重要視していることが分かった。
●電動アシスト付自転車の故障、24.9%が経験 バッテリー切れも
電動アシスト付自転車の故障経験の有無を尋ねたところ、24.9%の人が故障を経験していると答えた。
故障の内訳を尋ねると(複数回答可)、後輪のパンクが57.0%で1位、次いで前輪のパンクが46.2%、バッテリー切れが38.6%、ブレーキの故障が24.5%、チェーン・ギア・クランクの破損が19.3%。
「パンク」を除くと、電動アシスト付自転車特有の「バッテリー切れ」が最も高い結果となった。
●故障時は「自力で家まで運んだ」が71.5%
電動アシスト付自転車で故障を経験したことがある249人に、故障した際の対応を尋ねたところ、「自力で家まで運んだ」が71.5%で1位、次いで「置いて帰り、後日車で取りに来た」が5.6%、「家族に車で迎えに来てもらい、持って帰った」が5.2%。
「自転車ロードサービスを利用した」はわずか2.8%だった。
【調査概要】※au損保調べ
調査方法:インターネットによるアンケート調査
対象者:自転車を保有している人
対象地域:日本全国
回答者数:5,752人(その内電動アシスト付自転車利用者の1,000人は、世代・性別を均等に配置。)
実施時期:2019年12月10日~2019年12月11日