あいおいニッセイ同和損保、MaaS保険第2弾MaaS運営者向けプランを発売
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あいおいニッセイ同和損保は、今後拡大するマルチモーダルサービス※1に伴うリスクに対応するべく、MaaS※2保険第2弾として「MaaS運営者向けプラン」を12月25日から提供する。
※1 マルチモーダルサービス…出発地から目的地までにおいて、複数のモビリティサービスを組み合わせた経路検索・予約・決済などを可能とするサービスのこと
※2 MaaS…「Mobilityasa Service」の略語で交通インフラにおいて「移動」をサービスとして提供すること
1.背景
現在、数多くの自治体や企業が、より便利で自由な移動体験の提供や地域の交通課題への対応に向けて、MaaS等新しいモビリティサービスの取組みを検討している。
同社は、経済産業省・国土交通省主催の「スマートモビリティチャレンジ推進協議会」や、MONETTechnologies株式会社が設立したMONETコンソーシアムなどに参画し、新しいモビリティサービスの普及を促進すべく、MaaS向け保険の検討・開発を進めている。そのような中、本年8月には、オンデマンド交通を運営する自治体・事業者向けに、MaaS保険第1弾として「オンデマンド交通事業者向けプラン」の提供を開始した。
今般、複数のモビリティサービスを組み合わせた経路検索・予約・決済などを可能とする、MaaSの普及を後押しすることを目指して、MaaS運営者向けに、万が一の際の安全・安心の提供と魅力あるサービス構築をサポートする保険プランを発売する。
2.MaaS運営者向けプランの概要
本プランは、「①安心な事業運営への備え」「②利用者さまへの各種サービス」「③利用者さま向け各種補償」などのリスクに対応できる分かりやすい商品設計としている。また、MaaSアプリの利便性を向上させるために、万が一のトラブルの際のサポートや、各交通事業者にて手配されている保険の補償内容等を一元管理できるよう支援するものである。
3.今後の取組み
同社は新しいモビリティサービスの普及に向け、260以上の自治体との連携協定締結をはじめとする地方創生の取組みや、フィンランドでマルチモーダルサービスを展開するMaaSGlobalとの業務資本提携を行うなど、グローバルな視点で新モビリティサービスの発展を推進している。
日本においてもMaaS保険第1弾として発売した「オンデマンド交通事業者さま向けプラン」や本プランを自治体や企業、MaaSプラットフォーマー等に提案し、地域の交通課題解決をはじめ安全・安心で快適なモビリティ社会の実現に向けた取組みを続けていく。