新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

SOMPOホールディングス、共同会社設立~ビッグデータ解析ソフトウェアプラットフォーム提供開始~

SOMPOホールディングスとPalantir Technologies Inc.(本社:米国カリフォルニア州/Co-Founder and CEO:Dr. Alexander Karp、以下「Palantir」)は、ビッグデータ解析ソフトウェアプラットフォーム事業を展開するテクノロジー会社Palantir Technologies Japan株式会社(以下「Palantir Japan」)を共同で設立し、日本において事業を展開することに合意したことを発表した。
1.会社設立の背景・目的
SOMPOホールディングスは、「安心・安全・健康のテーマパーク」をブランドスローガンに掲げ、お客さまに「安心・安全・健康」に資するサービスを提供するため、幅広い領域への事業拡大に向けたトランスフォーメーションに取り組んでいる。
Palantirは、2004年に米国で創業され、現在では世界25カ国で政府機関・大企業向けにビッグデータ解析ソフトウェアプラットフォーム「Foundry」と「Gotham」を提供し、世界中の主要業種の重要な組織で利用されている。これらのお客さまは、このソフトウェアプラットフォームを利用することにより、「リスク対策」(サイバーセキュリティ、社内不正監視、マネーロンダリング防止等)や「業務効率化・革新」(計画策定、ヘルスケア研究開発、出荷最適化等)などの分野でのデータの利活用によりデジタルトランスフォーメーションを進めている。
今般、両社は互いの強みを活かし、ビッグデータ解析を通じた日本企業と社会における「安心・安全・健康」を実現するため、Palantir Japanを共同設立するに至った。Palantir Japanは、Palantirの提供するソフトウェアプラットフォーム上でデータを分析・可視化することで組織の意思決定を支援する仕組みを提供していく。
2.Palantir Japanの概要
Palantir Japanは、日本の大企業や公共機関が保有するリアルデータ(※)をPalantirのソフトウェア「Foundry」「Gotham」を活用することで分析し、さまざまな経営課題を解決するとともに、デジタルトランスフォーメーションを支援していく。
※インターネット上からは獲得できない個人・企業の実世界での活動についてセンサー等により取得されるデータ
社名:Palantir Technologies Japan株式会社
所在地:東京都中央区京橋2丁目2‐1
事業開始予定日:2019年12月1日
資本金:US$100M(約108億円)
株式持分:SOMPOホールディングス 50%、Palantir 50%
代表者:代表取締役 CEO 楢﨑 浩一(SOMPOホールディングス、グループ CDO)
代表取締役 Dr. Alexander Karp(Palantir、Co-Founder and CEO)
事業内容:ビックデータ解析ソフトウェアの販売等

関連記事(保険業界ニュース)

生保

ライフネット生命、死亡保険金の受取人として同性パートナーを指定可能にして10年経過

損保

SOMPOホールディングス、2025年度中間期決算を発表

損保

SOMPOホールディングス、国内グループ会社30社以上・社員最大約5万人を対象とした株式報酬制度を導入

損保

東京海上ダイレクト損保、街の交通安全を支援する取り組み「+まち」、25年度の自治体からの企画を募集開始

損保

共栄火災、個人用火災総合保険のマイページ契約手続きが可能に

損保協会・団体

損保協会、公共工事履行保証証券等における保証証券等確認システム(WEBプラットフォーム)の運用開始

損保

SOMPOホールディングス、SOMPO環境財団、CSOラーニング制度25周年記念イベント「つなぎ、つながり、未来をつくる」を開催

共済

JA共済連、『交通安全マップ』をJA共済アプリに搭載

損保

損保ジャパン、「全国まちづくり会議2025」に協力・登壇

生保

住友生命、愛知県犬山市、刈谷市においてVitalityを活用した連携事業を開始