損保ジャパン日本興亜、兵庫県、たつの市、上郡町および佐用町と自動走行実用化に向けた連携協定を締結
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損保ジャパン日本興亜は、兵庫県、たつの市、上郡町、佐用町および、アイサンテクノロジー株式会社、株式会社ティアフォー、KDDI株式会社、ダイナミックマップ基盤株式会社、神姫バス株式会社、株式会社ウエスト神姫と共に、兵庫県が開発した播磨科学公園都市において『播磨科学公園都市内における自動運転技術を活用した新たなモビリティサービスの実用化に向けた連携協定』(以下、「本協定」)を2019年8月19日に締結した。
1.協定の背景・目的
2021年には、山陽道と播磨科学公園都市および中国道を結ぶ播磨自動車道が全線開通する予定で、交流人口の増加が期待されている。兵庫県は、この開通を契機にまちの成熟を図るにあたり、播磨科学公園都市内において自動運転技術を活用した新たなモビリティサービス導入の検討を進めている。
本協定は、兵庫県など4自治体と企業7社が連携することにより、自動運転技術を活用したモビリティサービスを実現し、地域交通の利便性向上を図ることを目的としている。
2.連携協定の主な内容
(1)地域の特性に即した自動運転技術の開発および環境整備に関すること
(2)次世代モビリティサービスの社会実装に向けた検討に関すること
(3)その他、目的を達成するために必要な取組みに関すること
3.同社の役割
自動運転車の「事故に備えた保険」の提供に加え、自動運転走行の安全を確保するための「走行前のリスクアセスメント」、無人車両に対する不安を取り除くための「走行中の見守り(監視)」により、安心と安全面でのサポートを行う予定である。
4.今後について
損保ジャパン日本興亜は、本協定に基づき、播磨科学公園都市周辺における自動走行実証実験の計画を進め、より一層の産官学連携を進めるとともに、「安心・安全な自動運転社会」の実現に向けて、研究をさらに加速させ、自動運転技術の社会実装に貢献していく。