あいおいニッセイ同和損保、香川大学とMaaSに関する特別共同研究を実施
あいおいニッセイ同和損保と香川大学は、2019年3月に締結した連携協定に基づき、MaaS(Mobility as a service)※に関する特別共同研究を2019年8月より開始する。
(※)MaaSは、ICTを活用して交通をクラウド化し、公共交通か否か、またその運営主体にかかわらず、マイカー以外のすべての交通手段によるモビリティ(移動)を1つのサービスとしてとらえ、シームレスにつなぐ新たな「移動」の概念である。
○背景
「日本版 MaaS」構想が提起される中、国内各地域では、地域特性に応じたMaaSの取組みが進められている。本年4月から、経済産業省・国土交通省では、新しいモビリティサービスの社会実装に挑戦する地域等を応援する新プロジェクト「スマートモビリティチャレンジ」を開始するなど、今後もMaaSの取組みを通じて地域課題を解決する機運が高まっていくことが期待される。あいおいニッセイ同和損保と香川大学は、MaaSを活用した地域課題の解決を進めるべく、MaaSに関する特別共同研究を実施することとした。
○特別共同研究の概要
あいおいニッセイ同和損保と香川大学は、地元と連携しながらMaaS構築・展開および保険のあり方についての特別共同研究を行う。
(1)香川大学は、同大学の防災および医療などの知見を活かしながら、MaaS構築・展開の研究およびそれらの過程で生じ得る課題解決について研究を行う。
(2)あいおいニッセイ同和損保は、上記研究を踏まえ、香川大学と協働しながら、「MaaSに伴う保険のあり方」について検討を行う。
<参考> 香川大学とあいおいニッセイ同和損保との連携・協力に関する協定(2019年3月)
相互の連携を通じて、地域の発展に寄与することを目標に、香川大学の研究活動による専門知識と、あいおいニッセイ同和損保が事業展開してきた経営資源を基に地域活性化に関する研究交流、人材交流、人材育成、技術開発交流などのうち相互の協力が可能な分野において、具体的な協力を有機的に推進していくことを目的とする、連携・協力に関する協定。