損保協会、「ピカチュウ反射リストバンド」を作成
損保協会では、高齢歩行者を夕暮れ・夜間の交通事故から守るため、ポケモンと連携し、人気ポケモン『ピカチュウ』のイラストの入ったリストバンド型反射材「ピカチュウ反射リストバンド」を作成した。
高齢歩行者の交通事故死者数の約7割が夕暮れ・夜間に発生している。こうした事故を防止するためには、ドライバーから視認性の高い反射材の着用が効果があると言われている。「ピカチュウ反射リストバンド」を孫とおじいちゃん・おばあちゃんが一緒に身につけることで、高齢歩行者を夕暮れ・夜間の交通事故から守る。
また、高齢ドライバーの事故の約3割を占める出会い頭の事故(※)や高齢歩行者の夕暮れ・夜間の事故の防止対策をまとめた「高齢者交通事故防止啓発チラシ」を60万部増刷した。増刷にあたっては、「ながらスマホ」による交通事故件数が過去10年で約2倍になるなど、社会問題になっていることから、運転中・歩行中の「ながらスマホ」を防止するため、今般、「ながらスマホ」防止のメッセージを入れた。
今後、各都道府県の警察や自治体と連携して、全国各地の交通安全イベント等で「ピカチュウ反射リストバンド」や啓発チラシを配布し、交通事故防止を呼びかけていく。