新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

あいおいニッセイ同和損保、KDDIとau損保の資本異動について合意

あいおいニッセイ同和損保とKDDIは、au損保の資本異動について合意した。KDDIは2019年7月2日に、あいおいニッセイ同和損保が現在保有している株式の一部を取得し、au損保を連結子会社とする予定で、異動後の株式保有割合は以下のとおり。
○異動前の株式保有割合(2019年5月27日現在)
KDDI株式会社 33.4%
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 66.6%
○異動後の株式保有割合
KDDI株式会社 51.0%
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社 49.0%
au損保は2010年2月にあいおい損害保険(現・あいおいニッセイ同和損害保険)とKDDIの合弁会社として設立した。近年、各自治体による自転車保険の加入義務化に伴い自転車安全利用等に関する協定の締結など、自転車保険の普及に取り組んでいる(注1)。
また、2016年4月からKDDIと連携しauブランドの保険として「auの損害ほけん」を、2019年4月より「au自動車ほけん」の提供を開始している。
KDDIおよびauフィナンシャルグループは、生活の中心となったスマートフォンを通じてお客さまの日常生活における決済・金融サービスをより身近にする「スマートマネー構想」を推進している。
このたびの資本異動により、KDDIの通信事業を基盤としたau経済圏や5G、IoTなど、KDDIグループの経営資源を最大限に活用し、KDDIグループ各社との連携を強化していく。
さらに、現在提供中の自転車、旅行、ペット保険のほか、さまざまな損害保険サービスの拡充に取り組む。
なお、KDDIは関係当局の許認可取得を前提に、au損保をauフィナンシャルホールディングス株式会社(注2)の傘下に移管することを検討している。
あいおいニッセイ同和損保は、引き続き損害保険ビジネスに関する知見の提供を通じ、au損保によるWeb完結型保険募集の高度化や健全かつ適切な業務運営の実現により、お客さまに高品質の商品・サービスを提供するとともにau損保の企業価値の最大化に貢献していく。
(注 1)2019年3月末時点で13自治体と締結。
(注 2)決済・金融事業の強化を目的として2019年4月に業務を開始したKDDIグループの金融持株会社。

関連記事(保険業界ニュース)

生損

三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、三井住友海上プライマリー生命、グループ3社がスポーツ庁「スポーツエールカンパニー2025」に認定

損保

あいおいニッセイ同和損保、米国子会社のMOTERがソニー・ホンダモビリティとパートナーシップ契約を締結、「AFEELA」向け保険商品・サービスを開発へ

損保

au損保、公益社団法人 日本ユネスコ協会連盟と「持続可能な社会の実現に関する連携協定」を締結

損保

あいおいニッセイ同和損保、【国内初】オンデマンド型自動運転(Lv.4)サービスの社会実装に向けた自動運転遠隔監視実証を実施

損保

MS&ADホールディングス、子会社による金融庁への業務改善計画に係る報告書を提出

損保

au損保、経済産業省が定める「DX認定事業者」に認定

損保

あいおいニッセイ同和損保、プロゴルファー・菅沼菜々選手が100万円を日本パラスポーツ協会へ寄付

損保

三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保、業務災害補償保険「出産・育児休業支援費用補償特約」を販売開始

損保

あいおいニッセイ同和損保、CO2フリー電気の導入およびI-RECの活用に関する契約を締結

損保

あいおいニッセイ同和損保、旅行や移動中、アクティビティ体験中のケガを補償する「利用単位傷害保険」を開発

関連商品