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MS&ADホールディングス、「30% Club Japan」に参画

MS&ADホールディングスは、5月1日に発足する30% Club Japan(以下、「Club」)のメンバーとなった。同社はClubの掲げるビジョンに賛同し、ジェンダーダイバーシティが企業の対応すべき喫緊のビジネス課題であると捉え、グループ内の女性役員育成に向けて取り組みを進めていく。
MS&ADインシュアランス グループは、仕事を通じて成長し、能力を発揮できる機会をすべての社員に対して提供していくことが企業競争力の向上につながると考えている。中期経営計画「Vision 2021」においては、社員がいきいきと活躍できる経営基盤づくりを重点取り組みと位置付け、経営数値目標としてダイバーシティ&インクルージョンの主要業績指標(KPI)を設定するなど、グループ総合力の源泉として取組を推進している。昨年度からはダイバーシティ&インクルージョンの担当役員を置き、グループ全体での推進体制をさらに強化している。
MS&ADインシュアランス グループは、今後も、多様な価値観を持つ社員一人ひとりの力を結集し、グローバルな環境変化に対応するグループ経営を進めていく。
1.Clubについて
(1)30% Clubとは:
30% Clubは2010年に英国で創設された、役員に占める女性割合の向上を目的とした世界的なキャンペーンであり、日本を含む14ヵ国・地域で展開されている。30%は意思決定に影響を及ぼすことが可能な最低限の人数割合(クリティカルマス)と位置付けられている。
(2)Clubのビジョン:
取締役会など企業の意思決定機関における健全なジェンダーバランスが、企業のガバナンス強化に加え、持続的成長の促進、国際的競争力の向上に寄与するものと考え、企業・機関投資家・政府・メディア・大学などが協働するプラットフォームとなり、様々なイニシアチブ(取り組み)やイベントを集中的に展開することで、日本企業のダイバーシティを効果的に実現する。
(3)Clubの掲げる目標:
日本の役員に占める女性割合は、2017年に上場企業全体で3.7%、TOPIX100(※)で
6.5%であることを踏まえ、以下の目標を掲げている。
①2020年までにTOPIX100の女性役員割合を10%
②2030年までにTOPIX100の女性役員割合を30%
(※)東証一部上場銘柄の中で時価総額および流動性の高い大型株100銘柄で構成される株価指数
★30% Club Japanホームページ
2.同社の取組み
(1)同社(持株会社)の取締役会メンバーに占める女性割合(2019年4月1日現在:25%・16名中4名)につき、今後Clubが目指す30%以上となる目標と期限を設定する。
(2)グループで実施する女性管理職を対象としたリーダー育成研修プログラムやメンター制度において、国際的に実績のあるClubの枠組み等を活用し、グループ全体で女性役員の育成・輩出に取り組む。

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