SOMPOホールディングス、「30% Club Japan」に参画
SOMPOホールディングスは、役員に占める女性割合の向上を目的とした世界的なキャンペーン「30% Club(“サーティパーセントクラブ”)」の趣旨に賛同し、グループCEO取締役社長の櫻田が「30%Club Japan」のメンバーとなった。
1.「30%Club」の概要
「30%Club」は2010年に英国で創設された、企業の役員に占める女性割合の向上を目的とした世界的なキャンペーンである。これまで13か国・地域で展開しており、女性役員割合の向上に大きく貢献している。
日本でも、「30%Club Japan」として、2019年5月1日に本格的活動をスタートすることになった。「企業トップの多様性は、日本企業の世界における競争力向上の原動力になると考えており、ひいては持続可能な日本社会の構築に貢献する」とのビジョンのもとに、企業・機関投資家・政府・メディア・プロフェッショナルファーム・大学等が協働するプラットフォームとなり、網羅的・効率的に企業のダイバーシティ推進を加速させようとするものである。
2.SOMPOホールディングスグループにおけるジェンダーダイバーシティ推進の取組みSOMPOホールディングスグループは、グループ人事ビジョンで ダイバーシティを掲げ、社員一人ひとりの個性・多様性を尊重するとともにその能力を最大限に活かせるグループとなることを目指している。女性活躍推進については、女性管理職の積極的な登用に取り組むとともに、「女性経営塾」や「プレ女性経営塾」、「キャリアアップ研修」など、若手から管理職まで幅広い層を対象としたパイプライン形成のための女性専用育成プログラムを実施している。また、働く母親の増加や父親の育児参加が進んでいる時代において、男女ともに仕事と生活の調和を図りながら働き続けられる職場づくりを実践することが重要であると考え、柔軟な働き方の推進に加え、企業内保育所を設立している。
<参考>
SOMPOホールディングス女性役員※比率11%(2018年4月現在)
グループ女性管理職比率20.7%(2018年4月現在。目標2020年度末30%)
※取締役・監査役・執行役員に占める割合
3.今後の取組みについて
SOMPOホールディングスグループは、ダイバーシティを成長に欠かせない重要な経営戦略と位置づけ、「Diversity for Growth」というスローガンのもと、引き続き女性活躍推進に積極的に取り組んでいく。