三井住友海上、東京とシンガポールにグローバルデジタルハブを開設
三井住友海上は、このほど、グローバルにデジタライゼーションを推進する拠点として、東京とシンガポールにグローバルデジタルハブを開設する。
同社は、2018年4月にデジタル戦略部を新設し、お客さま体験価値の向上や業務生産性の向上を図るために、デジタライゼーションを推進してきた。今後、その効果を最大化し、さらに加速させるため、東京には全社員や代理店のデジタル活用を促進する拠点を、シンガポールにはアセアン各国でのデジタルビジネス取組を支援する拠点を設置する。
○背景と目的
・グローバルデジタルハブ・東京
「社員・代理店のデジタライゼーションに対する理解度向上」、「デジタライゼーションに関する学習や新たなアイデアの創出」、「アイデアの実践」を目的として開設する。デジタル技術やビッグデータを活用した新たなシステムやツールを、社員や代理店が最大限に活用し、お客さまへ新しい価値を提供するカルチャーの発信地となる。また、スタートアップ企業との協業を通じて、革新的な商品・サービスを開発し、社会的課題の解決やSDGsの実現につなげていく。
・グローバルデジタルハブ・シンガポール
アセアン10か国すべてで元受事業を展開している強みを活かし、各国でデジタルビジネス取組を支援するため、アセアンを代表するビジネス都市であるシンガポールに、グローバルデジタルハブを開設する。デジタルビジネスの発展著しいアセアンにおいて、現地取引先との協業やスタートアップ企業とのオープンイノベーションによる先進的な商品・サービスの提供を通じて、お客さま体験価値の向上を目指す。