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東京海上日動、「健康経営」を支援する最先端 IoT 技術の試行事業 技術の試行事業

東京海上日動は、ジンズおよび日立システムズがサービスとして提供する技術を活用した、「健康経営(※1)を支援する最先端 IoT 技術の試行事業」を行う。また、本技術から計測されるデータに基づいた、新たなサービスの開発も検討していく。
1.背景
わが国における労働人口の減少を背景に、従業員が健康で元気に働き続けられる環境の整備は、企業の発展にとって喫緊の課題であると考えられており、企業等による健康経営への注目度が高まってきている。
一方、健康経営に継続的に取組むためには、計測可能な定量指標に基づくPDCAサイクルの実践が求められているが、現時点では実務で活用することのできる分かり易い指標が存在しないとも言われている。
このため、お客様の健康経営への挑戦の支援を目指す同社は、このような指標の創出に向け、学術機関やヘルスケア関連事業者との共同事業に取り組んでいる。
2.概要
同社は以下の2つの「健康経営を支援する最先端 IoT 技術の試行事業」を行う。
①株式会社ジンズ(JINS MEME)
メガネ型ウェアラブルデバイス「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」で、まばたき、視線移動、姿勢の変化を計測し、専用のスマートフォンアプリケーションで“集中力”を可視化する技術。
②株式会社日立システムズ(音声こころ分析サービス)
スマートフォンアプリケーション利用者の「声」を分析し、“こころの不調”を早期発見する技術を活用したクラウドサービス。
本試行事業は、同社がこれまで積み重ねてきた健康経営支援をより高度なものにすることを目指した取組みである。
企業における従業員の“労働生産性の向上”や“こころの安定”を実現できるような、従来の保険会社の枠組みを超えた新たな付加価値提供や実効性のある包括的なサービス提供も併せて検討する。
具体的には、健康経営支援における同社のノウハウに、上記の最先端 IoT 技術を取り入れた、付加価値の高いサービスの実現を目指す。
(※1)健康経営:NPO 法人健康経営研究会の登録商標。
(注)上記掲載の商品名、会社名は、各社の商標または登録商標である。

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