あいおいニッセイ同和損保、まちなか自動移動サービスの実証実験に関わる保険商品
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あいおいニッセイ同和損保は、日本総合研究所(以下「日本総研」)が主催する「まちなか自動移動サービス事業構想コンソーシアム」(以下「本コンソーシアム」)が、12月16日から神戸市北区の住宅地で実施する自動運転技術を活用した近隣移動をサポートするサービス(以下「まちなか自動移動サービス」)の実証実験を取り巻くリスクへの補償として保険商品の対応で協力する。
あわせて、同社においては、本コンソーシアムが目指すまちなか自動移動サービスの社会実装の実現に向けた保険商品等の開発を行っていく。
1.本コンソーシアムにおける同社の取組内容
本コンソーシアムでは、まちなか自動移動サービスの実現に向けて、社会実装に必要な車両のほか、システムの仕様や事業仮説を検討している。
同社は本コンソーシアムにスタート時点より参画しており、コンソーシアムメンバーによるワークショップ等で、同社の自動運転車に関わる保険研究やノウハウを提供し、保険面から取り組みをサポートしている。主な取組内容は以下のとおりである。
(1)自動運転車を活用した移動サービスの実用化を見据えた最適な保険商品等の開発
(2)自動運転車事故時の対応に係る態勢構築のサポート
2.まちなか自動移動サービスの実証実験における同社の取組内容
まちなか自動移動サービスの実証実験(以下「本サービス実証」)において、同社は、実証実験の実施をサポートするため、実証実験の運行主体であるバス事業者と保険契約を締結し、実証実験を取り巻くリスクに対する総合的な補償(自動走行実証実験総合補償プラン※)を提供する。
あわせて、本サービス実証への参画を通じて、まちなか自動移動サービスの将来の実用化を見据えた総括的なリスク検証を行うとともに、本コンソーシアム参画企業への保険関連ニーズの確認により、まちなか自動移動サービスに最適な保険商品等の開発を進めていく。
※自動走行実証実験総合補償プランは、MS&ADインシュアランスグループの同社と三井住友海上が共同開発し、2015年12月より販売している。