東京海上日動、ネオキャリアと業務提携
東京海上日動とネオキャリアは、業務提携契約を締結した。
<提携内容>
今回の業務提携契約を通じ、ネオキャリアが推進するHR Tech(※1)と東京海上日動が推進するInsurtech(※2)を融合した新たなサービスやビジネスモデルを共同開発する。
第一弾として、ネオキャリアが提供する、人事領域のデータを横断的にマネジメントできるプラットフォームサービス「Jinjer」(※3)の利用企業に対して、東京海上日動の提供する、ケガや病気で就業不能となった際の喪失所得の補償をはじめとしたGLTD(※4)およびストレスチェックサービスを12月10日から提供する。これは、jinjerのユーザー企業、および当該従業員が、jinjerシステムのダッシュボード上から企業情報や従業員情報を活用し、東京海上日動のGLTDにオンラインでスピーディーに保険加入できる仕組みである。この導入によって、煩雑な紙面での保険加入手続きが削減され、jinjerユーザー企業の従業員に対する福利厚生制度の拡充を実現する。また、身体障害により休職した際にも「jinjer」の勤怠データと連携することで保険金支払い事務の効率化が実現される。
(※1)HR(Human Resources)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語で、テクノロジーの活用によって人材育成や採用活動、人事評価などの人事領域の業務の改善を行うソリューションのこと。
(※2)InsurTechは保険(Insurance)とTechを合わせた造語で、先進テクノロジーを活用し、保険加入や事故時対応の効率化などのお客様の利便性を向上させる新しい保険ビジネスモデルのこと。
(※3)国内初の人事領域のデータを横断的にマネジメントできるプラットフォーム
参考:https://hcm-jinjer.com/
(※4)正式名称は団体長期障害所得補償保険。長期就業不能(障害)時の収入の減少をカバーする保険の
ことで、近年優秀な人材の確保、福利厚生制度の充実、休職者支援等の観点で同保険に注目が集まっている。