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損保ジャパン日本興亜、ドローンを活用した超高層ビル街複数拠点での災害対応実証実験

新宿駅周辺防災対策協議会のメンバーである、損保ジャパン日本興亜、SOMPOリスクマネジメント、工学院大学、理経および新宿区は、合同で日本有数の人口密集地かつ超高層ビル街である新宿西口エリアにおいて、「ドローン」を活用した災害時の情報収集・発信の実証実験を
進めている。その第三弾を11月15日(木)に行う。
■本実証実験の背景とねらい
新宿駅周辺防災対策協議会は、2007年から継続的に、大規模地震を想定した共助の訓練に取り組むとともに、地域の防災力の向上に取り組んできた。これらの活動を通して、災害発生直後の情報収集・発信等が課題として挙がっており、協議会では、その対応を検討している。
こうした中、チーム・新宿は、課題解決のため、平常業務で蓄積・活用してきた技術・知恵・資源を結集し、ドローンや情報通信機器を連携させた実証実験の第一弾を2017年2月に、第二弾を2017年12月に実施した。
今回の実験は、第一弾および第二弾の成果をふまえ、より俯瞰的な状況把握を目的として、3地点で飛行させたドローンおよび定点カメラ(1台)で撮影したリアルタイムの映像を情報拠点に提供する。また、昨年度までの実験では、仮の情報拠点を置いていたが、今回の実験では、同日実施される西口地域地震防災訓練(主催:新宿駅周辺防災対策協議会)と連携することで、災害時に近い状況下での検証が行われる予定である。

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