アクサ損保、2017年度の主要業績を発表
アクサ損保、2017年度の主要業績を発表
アクサ損保険は、2017年度(2017年4月1日~2018年3月31日)の主要業績を発表した。
【2017年度決算の状況】
●元受正味保険料、正味収入保険料
主力の自動車保険の持続的成長により、元受正味保険料は前年同期比3.0%増の52,992百万円となり、正味収入保険料は自動車保険の特約比例再保険の出再率の引き下げにより出再保険料が減少した結果、前年同期比4.3%増の52,099百万円となった。
●経常利益、当期純利益
経常利益は前年同期より4,788百万円増の6,283百万円、税引後の当期純利益は4,330百万円となった。
●正味損害率、正味事業費率
自動車保険の特約比例再保険の出再率の引き下げにより、再保険金が減少したことが主因となり正味支払保険金が増加した結果、正味損害率は前年同期から3.2ポイント上昇して62.4%となった。正味事業費率は出再保険料が減少したことで受取出再手数料が減少しましたものの、社費を適切にコントロールした結果、前年同期から1.2ポイント低下し23.5%となった。
●単体ソルベンシー・マージン比率
単体ソルベンシー・マージン比率は、前事業年度末より86.8ポイント上昇の782.5%となりました。
●業績のハイライト及びトピックスは以下のとおり。
・自動車及びペット保険が堅調な伸びを示したこともあり、元受正味保険料は対前年同期比3.0%の伸びを記録して、増収増益を達成することができた。今後も、堅固な収益力を基盤として、顧客への強固な支払い余力(ソルベンシー・マージン)を維持するとともに、成長に必要な投資を行っていく。
・2018年6月で創立20周年を迎える当社は、2018年5月に記念事業としてチャリティランを開催する。これからの20年も地域社会とともに持続的に発展していけるよう、20周年プロジェクトとしてCR活動をこれまで以上に展開していく。
・2018年4月より在宅勤務制度を導入した。今後も働き方改革を推進し、ワークライフバランスの改善に努める。