新日本保険新聞社・シンニチ保険WEB

三井住友海上が平成29年度「東京都女性活躍推進大賞」を受賞

三井住友海上は、今般、平成29年度「東京都女性活躍推進大賞」の産業分野において、大賞を受賞した。
同制度は、すべての女性が意欲と能力に応じて、多様な生き方が選択できる社会の実現に向けて、女性の活躍推進に取り組む企業や団体および個人に贈呈されるもの。
同社は、今後も、多様な社員が健康でいきいきと、やりがいをもって働くことのできる人事制度や職場環境を整備し、企業価値の向上と持続的成長の実現を目指すとしている。
1.「東京都女性活躍推進大賞」の概要
(1)本制度は、すべての女性が意欲と能力に応じて多様な生き方が選択できる社会の実現に向け、女性活躍推進の気運を醸成するために、平成26年度に創設された。
(2)企業・団体部門は産業、医療・福祉、教育、地域の4分野について、各々の審査基準に基づき、大賞、優秀賞が選定される。
2.受賞理由
次のように、女性活躍推進だけでなく、全社員の総活躍につながる取り組みが、総合的に評価された。
・施策を総合的に展開し、女性活躍のみならず、全体的に成果に表れている点が高く評価できる。
・特に女性社員の職域拡大に係る取組は、女性管理職登用につながる重要な取組として高く評価したい。
3.同社の取組内容と効果
(1)取組内容
①女性社員の管理職登用・職域拡大
2017年度に新設した「MS女性アカデミー」をはじめとした管理職・管理職候補者の階層ごとの人財育成体系の整備や、営業を担う女性社員向けに、事例集やノウハウを掲載した専用サイトを構築する等、女性社員の管理職登用・職域拡大に向けた取り組みを総合的に推進している。
②社員の意識・行動変革を図る働き方改革
在宅勤務を含むテレワークの全正社員対象化や、「遅くとも原則19時前退社」ルールの開始等、働き方改革に取り組んでいる。
③就業継続を支援するための人事制度の整備
産休から復職までのトータルサポート体制や、育児休業中に在宅で定型業務ができる「MSクラウドソーシング」の仕組みを導入する等、キャリアロスの最小化やスムーズな復職を支援している。
(2)効果
・女性管理職数の増加(平成25年:90名 → 平成29年:262名)
・営業担当の女性比率の増加(平成27年:23.5% → 平成29年:32.1%)
・出産後就業継続率の向上(平成26年:92.9% → 平成28年:97.8%)
・女性の活躍推進に加え、労働時間の削減や男性の育児休業取得者の増加等、総合的な効果が出ている。

関連記事(保険業界ニュース)

損保

三井住友海上、住宅に関する商品・サービス革新に向けたプロジェクト始動

生保

ニッセイ・ウェルス生命、HDI格付けベンチマーク「クオリティ格付け」で6年連続最高評価の『三つ星』を獲得

損保

三井住友海上、三井住友海上文化財団による2025年度「コンサート開催地」および「助成先」決定

生保

太陽生命、重度ガン前払特約の取扱いを開始

損保

三井住友海上、テーマパーク専用リスクコンサルティングサービスを開発

生保

メットライフ生命、子育てサポート企業として厚生労働省より「くるみん認定」を取得

損保

三井住友海上、照会応答機能の高度化に向けた業務特化型LLMを開発

損保

三井住友海上、太陽光発電事業者向けケーブル盗難防止サービスを提供開始

生保

メットライフ、米フォーチュン誌「働きがいのある会社ベスト100」に選出

生保

第一生命、3大疾病サポート保険(団体型)取扱範囲の拡大および支払事由を改定